ザ・フー、年内にも解散?

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ピート・タウンゼントはザ・フーが年内にも終わりを迎えると考えているらしい。

◆ピート・タウンゼント&ロジャー・ダルトリー画像

ピートは現在行っているバンド設立50周年を記念した<ザ・フー・ヒッツ・50!>のツアーが終わり次第、ロジャー・ダルトリーと別々の道を歩むつもりだとモジョ誌のインタビューで語った。

「たぶん今年が終わったら俺は止めるね。このツアーが終わったら、お互い別々の道を歩むことになるんじゃないかな。だからこういうメンツでも歳を取るってことの表れさ。優雅にってわけでもなく、見苦しいかもしれないし、まぁなんか俺たちがやっていることの表れだよ」

そんな発言をしたものの、ロジャーとタッグを組むことが二度とないという意味ではないと続ける。「俺とロジャーは何かしらやると思うよ」「いつか俺がアイツにあうようなアルバムを書いて、レコード会社がそれをザ・フーだなんて名付けないことができればいいけど、嫌な予感はするんだよな。俺がロジャーに何曲か良い曲を書いたらマネージャーが『ザ・フーのってことにしようよ。そうすれば2倍の売り上げが望めるぞ』とか言うと思うんだ」。

また、ピートはロジャーと頻繁にもめ事を起こしているようにメディアには取り上げられているものの、実際にはお互い70代に突入した今でも良い関係を築いているとしている。

「ロジャーと俺は英語紙が『ロジャーとタウンゼント喧嘩』とかいうヘッドラインをつけて、俺たちがもめているってことにするのを目にするとすごく嫌な気になるんだ。だってそんなこと全然ないからね。お互いの変わったところや違ったところを受け入れることで、本物で思いやりのある関係を俺たちにもたらしてくれているし、それって愛としか言えないと思う。それは行動にも表れていて、俺たちみたいな2人の年老いた男がロッキングチェアに座っていても、ロジャーが言うように、それが老人ホームで座っているんじゃなくて、今でもショーをやるために座っているっていうことはとても幸運なことだよ」

ザ・フーは26日にロンドンのハイドパークで行われるバークレイカード主催ブリティッシュ・サマータイムに出演するほか、28日にはヘッドライナーとしてグラストンベリー・フェスティバルのトリを飾ることになっている。
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