ザ・フー、ポール・ウェラーのリクエストを間違える

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金曜日(6月26日)、ロンドン、ハイド・パークで開かれた<British Summer Time Festival>でヘッドライン・パフォーマンスしたザ・フーが、友人で彼らの前にプレイしたポール・ウェラーに曲を捧げた。

◆ザ・フー画像

フロントマンのロジャー・ダルトリーは、「The Kids Are Alright」を演奏する際、「これは特別な友人のために。普段、リクエストは受け付けないんだけど、これはポール・ウェラーのためだ。彼にプレイして欲しいって頼まれた」と話した。

しかしながら、ピート・タウンゼントは、ウェラーが実際にリクエストしたのは「Pictures Of Lily」だと間違いを訂正。同曲は「The Kids Are Alright」の後にプレイされた。

また、タウンゼントは、亡きバンド・メイト2人、キース・ムーンとジョン・エントウィッスルを偲ぶと同時に、彼らに代わってツアーに参加するザック・スターキーとピノ・パラディーノをこう紹介したという。「ジョン・エントウィッスルの代わりを見つけるのは大変だった。彼のスタイルは本当にユニークだったからね。でも、彼(ピノ・パラディーノ)は多分、いま世界で最高のベース・プレイヤーだ」

「今晩、僕らの後ろにあるビッグ・スクリーンにキース・ムーンの写真が映し出される。僕は後ろにそれを見ると、彼のことがものすごく恋しくなるよ。でも、キースは逝く前に、この男(ザック・スターキー)にドラムキットを与えた。だから、ザックはある意味、あのくそったれのセンスを習得している」

ザ・フーは、次は日曜日(6月28日)、グラストンベリー・フェスティヴァルでヘッドライナーを務める。

Ako Suzuki
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