【ライブレポート】<聴くライブ>星野みちる、ビタスイ、ももちひろこが届けた癒やしのステージ
2番目に登場したのは、Bitter & Sweet。「まず私たちは名前を覚えていただきたいなと思いまして、早速1曲目はユニット名と同じタイトルの曲を聴いていただきたいと思います。『Bitter & Sweet』。」という曲紹介からスタート。長谷川はステージを駆けまわって歌い、田崎はライブでは初めて使用するというグランドピアノを全身で鳴らす。音源に生のピアノが重なることで、なんとも贅沢な音が会場いっぱいに響き渡った。
曲が終わると「名前、覚えていただけたでしょうか?私たちよく、“ビターアンドスイート”とか“ビターアンドスイーツ”って言われちゃうんですけど、Bitter & Sweetと書いて“ビタースイート”で、“&”は読まないんです!ちょっとややこしいんですけど、そこのところよろしくお願いします!」と改めてユニット名の説明を行なった。
そして「続いての曲で、横浜の夜にぴったりなバラード曲を1曲歌いたいと思います。ちょっとブルージーなミディアムナンバーです。」と「真夜中のLonely」を披露。
続くMCでは、お互いの理解できない好きなものについてのエピソードを語った。田崎が好きなものは、なんとヘビ。「あのですね、子どもの時に恐竜が好きになって、それから恐竜関連で爬虫類が好きになって。その爬虫類の中でも、ヘビというかわいい存在に気づきまして。目がクリクリしていてかわいいじゃないですか!それに、舌がね、こうペロペローってしててかわいいじゃないですかー!かわいくない??」と嬉々として話す田崎に対し、長谷川は「いやー、ちょっと理解に苦しみますねー。」と返し、笑いが起こった。田崎は「でも私は青虫とかミミズとか苦手なんですよ。でも萌美ちゃんそういうの触れるんだよね?」と反論すると「全然(平気)。もう赤ちゃんみたいなものじゃん。なんかもう、右も左もわからない迷ってる感じとか!かわいいよ。」と答え、会場も苦笑い。どうやら、“どちらかと言えば”ヘビの方が好きな観客が多かったようだ。
3曲目は、2人をイメージして制作されたという楽曲「恋愛WARS」。1人の男の子をめぐって争う2人の女の子がテーマとなっており、田崎が清純な女の子、長谷川がおませな女の子の気持ちを歌っている。コロコロと変わる歌唱パートによる2人の掛け合いが楽しいナンバーだ。
続いては、片思いをしている女の子の切ない気持ちを表現した「恋心」を、カラオケ音源無しのピアノ演奏のみで披露。優しくも悲しくも聴こえるピアノの音は、「あなたが好きで好きでどうしようもない」というフレーズをより強く心に響かせた。
「本当に今日はお越しくださってありがとうございます。ラストの曲、歌わせていただきます。」と「月蝕」を歌い、盛大な拍手が送られる。今回は初の着席スタイルであることから「少し緊張する」と冒頭で語った2人だったが、堂々としたパフォーマンスを見せてくれた。
※田崎あさひの「崎」は旧字
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