カフカ、新作のテーマは東京。「うつむき加減の僕たちと踊りだしたい僕たちが出会った、そんなアルバム」

カフカが、9月9日（水）にUKプロジェクト移籍第1弾アルバム『Tokyo 9 Stories』をリリースすることが発表された。

カフカ通算5枚目のアルバムのテーマは、「東京」。都会に住む人、都会に来た人、都会に憧れる人、朝方のゴミの山、カラスの群れと、夜の店の華やかさ、路面にせり出す真っ白い電化製品が同居する街。その日常と、日常が飲み込む、死と誕生──今作は、東京で起こる9つのストーリーとエピローグからなるという。そして、エンジニアに采原史明を起用したサウンドは、軽やかでダンサブル、そしてアーバンな仕上がりであるということだ。

またリリックにおいては、2015年を暮らしていく日々において、そこここに落ちている景色を鮮やかに切り取り、えぐるように、普遍的な“生きにくさ”を浮き彫りにしているということ。中でも、きらめくサウンドデザインの中で“ニンゲンフシン”をリフレインするM5「ニンゲンフシン」がアルバムの白眉とのことなので、楽しみにしたい。「うつむき加減の僕たちと踊りだしたい僕たちが出会った、そんなアルバムが出来ました。聞いてください。」というメッセージも届いている。

そして、9月18日（金）には、カフカのホームである渋谷club乙で、音源と曲順通りのスペシャルライブ＜TOKYO 9 STORIES＞が開催される。アルバムに込められた想いをライブで届けるということなので、ファンはチェックを。チケットはイープラスにて7月20日（月・祝日）12時より発売がスタートする。