【ライブレポート】YU-A、ファンに届けた感謝「私は幸せ者だ」

YU-Aが、7月5日に全国ツアー＜YU-A PURPLE live tour performance 2015＞の初日公演を大阪・umeda AKASOにて行なった。そのオフィシャルレポートをお届けする。

◆YU-A 画像

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YU-Aというアーティストの軌跡をチャプター的に捉えるならば、情感豊かな歌声でセンセーションを巻き起こしたデビュー時を第1期、“baby”も“bad”も乗りこなし完璧なパフォーマンスを繰り広げた2ndアルバム『2 Girls』～多様な夢を描いた3rdアルバム『DREAM』までを第2期、その後葛藤する3年のインターバルを乗り越え、パープルヘアへと変貌を遂げた今回の作品『PURPLE』は第3期と考えて良いだろう。作品中から発せられた深化は当ツアーでどこまで現れるのか……。

タイトな白のドレスを纏い、荘厳さ漂う雰囲気でステージに現れたYU-A。今や相方とも言うべきステージダンサー、あいにゃんがYU-Aの顔に覆われたベールを外すとあの強靭なビートが鳴り始めた。始まりの合図を告げるのはやはりこの曲、「PURPLE」だ。鍛え上げられたダンスパフォーマンスも加え、序盤から一気に沸点へと持って行く。緩やかにアゲていく気はさらさら無いらしい。2013年にリリースされたアルバム『SINGLE COLLECTION』にて初収録された「DNA」、観客のパーティ欲を煽る「HAPPY？」、お馴染みの振付をオーディエンスと共に披露した「You are my superman」、次なる意志を高らかに掲げる「Try Again」と、ここまでほぼノーMCで怒濤の畳み込みをみせる。