【イベントレポート】3年目の＜BBQ in つま恋＞、白熱パフォーマンス＆コラボシャッフルで2万人を魅了

2015年で3回目となる＜Amuse Fes 2015 BBQ in つま恋 ～僕らのビートを喰らえコラ！～＞が、7月19日に静岡 つま恋にて開催。アミューズに所属するポルノグラフィティ、WEAVER、Skoop On Somebody、BEGIN、高橋優、Perfume、flumpool、藤原さくら、Rihwa、HaKU、MIHIRO～マイロ～、WHITE ASH、陳蕾（チェン・レイ）、阪本奨悟という豪華アーティストが出演し、約2万人の観客を魅了した。






オープニングアクトは、阪本奨悟のステージにポルノグラフィティの2人が参加し、爆風スランプ「Runner」のカバーで幕を開け。開催直前まで雨が降っており心配されていた天候も、開幕とともに晴天に。青空のもと、各アーティストが熱演を繰り広げていった。



昨年から始まったコラボ企画では、2015年は観客がもっともよかったコラボユニットを決める順位付けも行われるとあって、各組ともさらに気合いの入ったパフォーマンスを展開した。この日最初に登場したのっち（Perfume）、島袋優（BEGIN）、かしゆか（Perfume）、山村隆太（flumpool）、尼川元気（flumpool）、杉本雄治（WEAVER）、長谷川真也（HaKU）からなる“セクシーコマンドー部”は、それぞれセーラー服と学ラン姿などで登場し、フィンガー5の「学園天国」、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」をパフォーマンス。TAKE（Skoop On Somebody）、KO-ICHIRO（Skoop On Somebody）、小倉誠司（flumpool）、MIHIRO～マイロ～、三好春奈（HaKU）、藤木寛茂（HaKU）、のび太（WHITE ASH）からなる“のび太とゆかいな仲間たち”は、グループのリーダーのTAKEが各ボーカリストに合わせてセレクトしたナンバーをKO-ICHIROがアレンジしたノンストップメドレーでプレイし、ボーカリストたちの魅力を存分に見せつけた。



岡野昭仁（ポルノグラフィティ）、上地等（BEGIN）、阪井一生（flumpool）、奥野翔太（WEAVER）、河邉徹（WEAVER）、高橋優、辻村有記（HaKU）からなるユニット“オスの絡み多め。”は、RIP SLYME「楽園ベイベー」を完成度の高い演奏で披露。新藤晴一（ポルノグラフィティ）率いる“ホトンドアッシュ”は、晴一、山さん（WHITE ASH）、彩（WHITE ASH）、剛（WHITE ASH）、比嘉栄昇（BEGIN）、黒マントをまとった藤原さくらの5人でX JAPANの「紅」をプレイ。さらにあ～ちゃん（Perfume）とRihwaが加わると、プッチモニの「ちょこっとLOVE」をキュートにパフォーマンスした。なお、アンコールにて行われたオーディエンスによるベストコラボ賞の判定会では、のっち率いる“セクシーコマンドー部”が見事ベストコラボ賞に輝いた。



引き続きイベントでは、Perfumeが最新シングル表題曲「Pick Me Up」など計7曲をパフォーマンスして会場を華やかに彩ると、flumpoolは8月に地元大阪 大泉緑地 大芝生広場にて実施する単独野外ライブ＜flumpool 真夏の野外★LIVE 2015『FOR ROOTS』～オオサカ・フィールズ・フォーエバー～＞のことを意識して作ったという新曲「夏よ止めないで ～You're Romantic～」をライブ初披露した。トリを飾ったポルノグラフィティは、満場のクラップを受けながら「ネオメロドラマティック」からアクセル全開でスタート。「サウダージ」や「メリッサ」「オー！リバル」といったヒット曲を連発し、貫禄のステージで本編を締めくくった。


イベントの最後には、出演した全アーティストによる、「BBQ in つま恋」のために書き下ろされたテーマ曲「それを強さと呼びたい～2015ver.～」が届けられた。すっかり日の落ちたつま恋に温かなメロディーが響き渡り、3年目の＜BBQ in つま恋 ～僕らのビートを喰らえコラ！～＞は幕を下ろした。

なお、「それを強さと呼びたい～2015ver.～」は、＜BBQ in つま恋＞で録音されたライブ音源の配信リリースが決定。配信によって得られた収益は、2014年同様、東日本大震災の震災遺児、震災孤児を支援する団体に寄付される。

◆＜Amuse Fes 2015 BBQ in つま恋 ～僕らのビートを喰らえコラ！～＞サイト