ニッキー・ミナージュ、テイラー・スウィフトを巻き込みヒートアップ
MTVビデオ・ミュージック・アワーズで3部門にノミネートされたニッキー・ミナージュだが、ビヨンセとコラボした「Feeling Myself」が1つも候補に挙がらず、自信作「Anaconda」もビデオ・オブ・ザ・イヤーになかったことから、Twitterで愚痴をこぼした。
そして、彼女のつぶやきにテイラー・スウィフトやライアン・シークレストが反応したことで、ニッキーの発言はさらにヒートアップしていく。
ニッキーはまず、「@MTV、ノミネートありがとう。Feeling Myselfは締め切りに間に合わなかったのかしら、それとも…?」とツィート。
その後も
「もし、わたしが違う“タイプ”のアーティストだったら、Anacondaは最優秀振付賞とビデオ・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされていたんでしょうね」
「“ほかの”女の子たちが記録を破りカルチャーにインパクトを与えるようなビデオをリリースすると、ノミネートされる」
「すごくスリムなボディで女性たちを称賛するビデオだと、ビデオ・オブ・ザ・イヤーにノミネートされる」
「でも、真面目な話。わたし、ビデオ・オブ・ザ・イヤー賞を受け取るためステージに上がるわ。Feeling Myself & Anacondaの」
「わたしはいつも自信があるわけじゃない。疲れちゃった。黒人女性はポップ・カルチャーに多大な影響を与えているのに、それが報われることはめったにない」
と、次々、不満をつぶやいた。
これに対し、自分のことを言われていると思ったのか、テイラー・スウィフトが、「わたしはあなたが大好き&応援してる。女性同士が足を引っ張り合うようなことをするなんて、あなたらしくない」とツィート。
ニッキーは、「は? わたしのツィート読んでないでしょ。あなたのこと、何も言ってない。あなたのことは大好きよ。でも、あなたもこれについては話すべきね @taylorswift13」と返した。
すると、司会者/ラジオ番組DJのライアン・シークレストが、このやり取りをニッキーがテイラーを攻撃したと取り上げたために、ニッキーはますます憤慨。
「わたしは、テイラーに関係したことは何も言ってない。ジャブってなによ? 白人メディアと彼らの戦術。すごく悲しい。これが彼らの欲しいもの」
「ライアンは、テイラーがわたしを愛しサポートしているってヘッドラインを載せた。でも、わたしが彼女に同じことを言ったのは載せてない。笑っちゃう。彼らのヘッドラインは、わたしが“一撃”を与えたですって?」と、反論した。
怒りに火がついたニッキーはその後も、「テイラーはSpotifyから音楽を撤退し称賛され、わたしたちはTidalを始め、こき下ろされた」と、不満をぶちまけている。
<MTV Video Music Awards 2015>は8月30日開催。テイラーはビデオ・オブ・ザ・イヤーをはじめ最多の9部門でノミネートされている。
Ako Suzuki
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