人間椅子・和嶋慎治、“読書の喜び”を伝える書評連載スタート

ファンの間で無類の読書好きとしても知られる人間椅子の和嶋慎治（Vo＆G）が、書評コラムの連載をスタートさせた。

和嶋は、本のコンシェルジュによるおすすめの本が楽しめるウェブサービス「ホンシェルジュ」内の「本と音楽」というコーナーに登場し、毎月1回コラムが定期的に更新される。記念すべき第1回目のテーマは「試練を乗り越えるための伝記5冊」とのこと。また、「本と音楽」のコーナーでは和嶋のほかにも今後さまざまなミュージシャンの登場が予定されているので、そちらも楽しみにしていてほしい。

なお、人間椅子は現在全国ツアーの真っ最中。明日7月24日は渋谷TSUTAYA O-EAST、8月1日のツアーファイナルは彼らの地元・青森でのライブが予定されている。

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■和嶋慎治 コメント
この度、皆さまに読書をお勧めするWEBサービス、ホンシェルジュで原稿を書かせていただくことになりました。僕自身、だいぶ偏った読書傾向ではありますが、本が子供の頃から好きです。一時期は物書きになりたいとさえ思っていました。お陰様でミュージシャンとなることができましたが、詞を書く際にはかなり本を参考にします。本からはいろいろ学べます。人生はすべて自分で経験しなくてはならないものですが、本は時にその指針となってくれます。ある時は友人のように助言をくれ、ある時は親のように叱咤してくれます。

著者が故人であったとしても、頁を開く度に、まるで目の前にその人がいるかのように、生き生きとした声で本は語りかけてきます。静かで心に染み入るコミュニケーション──読書の喜びが、皆さんに少しでも伝わりますように。