ベリーグッドマン、野球シーズンに熱い3rdアルバム発売。おまけはマエケン登場曲

大阪出身の3MCグループ、ベリーグッドマンが7月22日に3rdアルバム『Sing Sing Sing 3』をリリースした。

◆ベリーグッドマン 画像

おりしも世間は甲子園シーズン。全国の各都道府県で行なわれている予選大会に関心が集まっているが、そんな時期とあわせて本作のリード・トラックに収録されているのが彼らの高校時代の思い出を歌った「ライトスタンド」だ。この楽曲のタイトルはメンバーのMOCAが高校時代を送った高校野球の名門、宮崎の延岡学園での記憶がきっかけになって付けられた。


MOCAはその昔、大阪から宮崎の延岡学園へと野球留学していた高校球児だったが、3年間レギュラーには上がれず、もっぱら"ライトスタンド"に陣取って応援の毎日だったという。楽曲の詞の中には「グラウンドには流した汗、スタンドからは枯れた声」という一節があり、このパートをMOCAが録音した際、高校時代に応援してくれていた人が頭に浮かんだそうだ。

MOCAはこの曲について、「ライブでは、ステージがグラウンドで、観客席がスタンド。応援してくれる人の思いを直に感じながら、この曲を歌います！」と語っている。（余談だが、彼の母校である延岡学園は今年の第97回 全国高等学校野球選手権にも参加。明日25日には予選宮崎大会の準々決勝に臨む。）

また、アルバムにおまけ（BONUS TRACK）として10曲目に収録されている「1988～やったりますけん ver.～」にも注目だ。こちらは今シーズンより広島東洋カープの前田健太投手の新登場曲としてマツダ・スタジアムで登板日に流れ、話題になっている。

元々は自分の誕生年と同じタイトルの「1988」(2ndアルバム収録）を、前田健太投手が気に入ってブログで紹介したのがこの曲のきっかけ。同世代という事もあって両者の交遊が始まり、この曲の詞をマエケン投手の応援用に書き変え、新たに録音された「1988～やったりますけん ver.～」だ。

その他アルバムでは、タオル曲であるパーティー・チューンの「Vibes UP!!」、詞に世界の都市名を折り込み、文字通り世界をトリップした気分に浸れるアッパーチューンの「Trip」、美メロ＆美ハーモニーがフィーチャーしたウェディング・ソングの「Happy Wedding」と多彩な楽曲が並ぶ。また、ベリーグッドマンはライブでの大阪弁を交えたボケ＆ツッコミのトークも人気のひとつ。そんな彼らの「地元のお兄ちゃん感」が伝わる「Youth Forever」はベリーグッドマン流の青春謳歌ソングに仕上がった。

ベリーグッドマンはこの『Sing Sing Sing 3』について、「悩み切った先に手に入れた僕たちのマスターピース！」（Rover）、「三人の持ち味がすべて出てます！余すところなく堪能して！」（HiDEX）、「1枚目は訳もわからず。２枚目は瞑想。そして3枚目はチャレンジ(?!)。4枚目を早く作りたい！そう思える3枚目ができました！」（MOCA）と勢い重視なコメントを表明。「まだ自分達でも理解できない可能性をどんどん引き出して、ベリーグッドマンというジャンルを確立します！」とさらなる高みへ挑む姿勢をみせた。


また、ベリーグッドマンが今年4月25日に東京・渋谷CLUB QUATTROで行ったライブが、BSフジで8月1日（土）の深夜に放送される事も決定した。秋ツアーの前にこちらもチェックを。



◆ベリーグッドマンオフィシャルサイト