ジミー・ペイジ「レッド・ツェッペリンが再結成するとは思えない」

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ずっとレッド・ツェッペリンの再結成を望んできたジミー・ペイジだが、いまは、それが実現するとは思っていないそうだ。

◆レッド・ツェッペリン画像

ペイジは『The Daily Beast』のインタビューで、ジョン・ボーナムが亡くなった後、なぜバンドを続けなかったのか問われると、こう話し始めたという。

「レッド・ツェッペリンはクリエイティヴ集団だった。それは、指をパチンと鳴らして作れるようなものじゃない」「4人の優れたミュージシャンが一体化したものだ。僕らそれぞれが、あのバンド全体にとって重要な存在だった。もし、いなくなったのが僕だったとしても、ほかのメンバーは続けるのは止めようって同じ決断を下しただろう――僕はそう考えたいね」

「それに、誰か連れて来て“こうやれ、こんな風に”とは言えなかった。それではごまかしになるし、僕らがずっと目指してきたクリエイティヴ性とは同じにならない。だから、僕らがちゃんと(リユニオンを)やったのは一度だけなんだ」

「何度もやってみようとした。でも、いつも急いでいたせいか、上手く行かなかった。それで、O2のショウ(2007年の再結成公演)はしっかりとした意図を持ってやったんだ。何度もリハーサルした。だから、ジョンの息子ジェイソンはノベルティじゃなく、バンドの一部だって感じることができたと思う。僕らは全員、そうする必要があった。でも、もう一度やるとは思えない。(やるとしたら)全員が納得していなければならない。正当な理由のために同意する必要がある」

ペイジはこの数年、レッド・ツェッペリンのリイッシュー・プロジェクトに勤しんできたが、7月末、その最後となる『プレゼンス』『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』『コーダ(最終楽章)』が世に出て、全てのプロモーションを完了したため、これからは自分のために新しい音楽を作っていきたいそうだ。すでに曲は書き始めており、それに集中するという。

彼は2015年初め、「動き出すとしたら、ギターをプレイし、調子を取り戻さなきゃならない。だから、僕はいまその最中みたいなものかな」「でも、これ(リイッシュー・プロジェクト)もやっているからね。(ライブは)まあ、来月すぐっていうんじゃなく、年内終わりのほうってとこかな。でも、間違いなく僕はコートの外でウォーミングアップ中だ。そういうふうに言っておく」と話しており、早ければ秋以降に何かありそうだ。

Ako Suzuki
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