【イベントレポート】片平里菜、表参道で弾き語り。「このガラス張りのApple Storeは気になっていました」

片平里菜が8月6日に東京のApple Store, Omotesandoで行われた＜Live Session＞へ出演した。

◆片平里菜 画像

自身のメジャーデビュー2周年記念日の前日でもあるこの日、ガラス張りのApple Store店内にはフリーライブを見に来た観客で後ろまで一杯に。前方のステージに登場した片平里菜は8月26日発売のニューシングルから「サマーキャンプ」を披露。アコースティックギターとブルースハープを使っての甘さを含んだハスキーな歌声で会場を包み込んだ。

「いつも表参道を歩いていて、このガラス張りのApple Storeは気になっていました」と語る片平。この日は続いて「煙たい」「女の子は泣かない」と女性の心をグッと掴む選曲で歌い上げていく。会場も時にじっと耳を傾け、ときにクラップで盛り上げながら貴重なシチュエーションでのライブを楽しんでいた。

ニューシングル表題曲「誰にだってシンデレラストーリー」の前には、先日公開された同曲ミュージックビデオの舞台がこの表参道通りであることも片平の口から明かされた。「（MV出演の）五島さんがそこらへんでアイスをペロペロ舐めてたりして（笑）すごい好きなシーンなんですけど、よかったらチェックしてみてください。」

「誰にだってシンデレラストーリー」は福島から上京してきた片平らしい、ガーリーなメロディとその中で奮闘する女性の姿が描かれた歌詞が印象的な楽曲。披露後には会場に集った幅広い層の男女から大きな拍手が贈られた。「私が下積みで福島から東京に通ってた時には、本当にこういうおしゃれな街をとぼとぼ歩きながら、ふと横を見てカワイイお洋服が飾られてたりするんですけど、映る自分の顔はさえなかったりして。でもやっぱり、今やっぱりこうやっていられることが幸せです。」

また、ライブ中には片平が新たに全国10箇所でのワンマンツアー＜片平里菜 3rd ワンマンツアー2016〝そんなふうに愛することができる？〟＞を開催することが明かされた。ライブは最後にライブのテッパン曲「Come Back Home」で観客とともにシンガロングを交わして終了。さらに、アンコールでは「最高の仕打ち」がアンプラグドでの弾き語りで披露され、贅沢な空気のなかで締めくくられた。