デヴィッド・ギルモア、元受刑者と共演

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デヴィッド・ギルモアは、ニュー・シングル「Rattle That Locks」を元受刑者が参加する合唱団The Liberty Choirとレコーディングしたが、これは、息子が服役した際に刑務所制度を見直したことがきっかけで実現したという。

◆デヴィッド・ギルモア画像

ギルモアの義理の息子チャールズは2010年、大学の学費値上がりを反対するデモに参加し、騒乱罪や公共物破損未遂の容疑で逮捕され、有罪判決を受け、2011年に4ヶ月ほどロンドンのワンズワース刑務所に服役した。

The Liberty Choirは、ヴォーカル・コーチMJ ParanzinoとライターのGinny Dougaryが運営。ワンズワース刑務所の現/元受刑者やリハビリを必要とする人たち等が地元の合唱団South London Choirのメンバーと一緒になり活動している。毎週、刑務所の中でセッションを行っているほか、出所した人たちの加入を歓迎している。ギルモアのシングルには30人の合唱団員が参加し、そのうちの7人が元受刑者だという。

彼はBBCのインタビューで、「彼ら(受刑者)が刑務所の中でSouth London Choirの人たちと歌っているところを見るのは、素晴らしいよ」と話した。「刑務所の外でもコミュニティの一員だと感じられる場所を持つんだ。それって、彼らにとっていいことだ。自分の価値を実感できる」

「(息子の経験により)、僕と妻は(刑務所の)制度がどう働いているか調べてみたんだ。間違っていることがいっぱいあった。でも、自らの手でなんとかしようと自発性をうながすものも多かった。これ(合唱団)は、刑務所の中と外両方でできることだ。他とは違うとてもいいシステムだと思った」

ギルモア夫妻は現在、The Liberty Choirの後援者となり、資金集めや活動を広げるために尽力しているそうだ。South London Choirのメンバー達とワンズワース刑務所を訪れ、セッションにも参加したという。

「Rattle That Locks」は9月23日にリリースされるギルモアのニュー・アルバム『飛翔/Rattle That Lock』からの1stシングル。「無関心でいるのではなく、前へ出て、自分自身のために踏ん張るよう人々を励ます」曲だとBBCに話した。

Ako Suzuki
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