きゃりー、ナオト・インティライミら出演の<ZUSHI FES 15>、初日はKARAがキュートに締めくくる

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■ Lagoon Stage

TEMPURA KIDZ:
<ZUSHI FES>を特徴づけるプールサイドのLagoon Stage。灼熱という言葉以外思いつかないような炎天下の昼下がり、トップバッターとして登場したのはTEMPURA KIDZ。 「さくらさくら」~「CIDER CIDER」~「すいみん不足」メドレーに乗せて登場した5人は、おそろいのキッチュな和装。極彩色が夏の日差しに映える。

オーディエンスとのコール&レスポンスで徐々に盛り上げながら、クールなラップがかっこいい「ミイラキラー」、8月5日にリリースされたばかりの新曲「LOLLiPOP」をドロップ。 メンバー紹介を経て、ウクレレをフィーチャーした常夏バージョンの「CIDER CIDER」、EDM音頭ともいうべき「はっぴぃ夏祭り」、そして最後は槇原敬之のナイスカバー「どんなときも。」で締め。 まだまだヒートアップしそうな初日のLagoon Stage、その始まりを高らかに告げた。

Rihwa:
Rihwaは涼しげな白のワンピースで現れた。バックにピアノを配し、アコースティックギターを手に「EVERYTIME」をスタート。さわやかなレゲエのリズムが印象的だ。 「こんなに景色がきれいなところで歌えてうれしい」「みんなの楽しんでいる姿が見られて素敵なステージだなと思います」 初めてのZUSHI FESのステージで初々しい感想を語る姿にプールから「かわいい~」と声が飛ぶ。

アップテンポな「TO: Summer」で盛り上げたあと、最後は「春風」を披露。テレビドラマの主題歌として知られる同曲はオーディエンスもよく知るところ。心を込めて歌い上げる姿にうっとりと見入っていた。

TEE:
「はじまるぞぉ! TEEターイム!」のかけ声とともにステージに現れたTEE。しかし一筋縄ではいかない。客の盛り上がりに不満な彼はDJのバックスピンを合図にオープニングのやり直しを要求。自ら映像の逆回転を模して舞台裏に消える爆笑パフォーマンスでツカミはOK。「3度のメシより君が好き」「極上のスリルディーラー」と盛り上がりチューンでオーディエンスを沸かせる。

ここで一点まじめムードに。「ベイビー・アイラブユー」のヒットから5年、ラブソングを歌いすぎたため、ラブソングを歌うことも書くことも嫌になってしまったという過去を吐露。しかしもう一度向き合おうと心に決め、5年ぶりにラブソングの新作ができたことを伝える。 披露されたのは「5年後のアイラブユー」。成長した彼の心情が汲み取れる新曲にオーディエンスも聴き入っていた。 そして最後はお待ちかねの「ベイビー・アイラブユー」。新曲とのコントラストも楽しめる、味わい深いエンディングを演出してくれた。

Beat Buddy Boi:
日の傾いてきたLagoon Stageに8人組の男たちが登場。ZUSHI FES初登場となるBeat Buddy Boiだ。 「EDM」~「ROCK THE HOUSE」でキレキレのダンスを披露し、一気に視線を釘付けにする。 1人1人の自己紹介に続き、ヒューマンビートボックスをバックにコール&レスポンスを開始。Beat Buddy Boiのコール&レスポンスは「難易度が高いことで知られている」という言葉どおり、トリッキーなリズムの応酬。しかしオーディエンスは見事についていき、盛り上がりはひときわ上昇。

ラストはm-floの同名曲をサンプリングした「come again」。ド派手なビートで、プールの中はダンス天国と化した。

SPICY CHOCOLATE:
初日のLagoon Stage、ラストはSPICY CHOCOLATE。DJ CONTROLERがMCとともに登場し、三木道三や湘南乃風のキラーチューンを投入。夕暮れのムーディーなプールサイドを彩る。 中盤、ゲストを呼んでいることを告げ、聴き覚えのあるイントロをプレイ。それが「ずっと」のフレーズであることを察したオーディエンスが盛り上がる。 まず現れたのはTEE。そして歌い出すが……音を止め「何かが足りない」と一言。ご想像どおりHAN-KUNが続いて登場! 場内の盛り上がりは最高潮に。 3人がそろったところで「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」「ずっとマイラブ feat. HAN-KUN & TEE」をパフォーマンス。豪華な共演でLagoon Stageの1日を締めくくった。
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