「やだな~、こわいな~」稲川淳二×新垣隆、盆入りに怪談イベント

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8月13日が、日本記念日協会によって制定された「怪談の日」だということはご存知だろうか?この日、東京・タワーレコード渋谷店にて、稲川淳二の怪談の世界とクラシック音楽が融合したCD『稲川怪談クラシック』の発売記念怪談イベントが行なわれた。今回のイベントでは、稲川淳二と作曲家・ピアニスト 新垣隆が初共演を果たしている。

◆『稲川怪談クラシック』ジャケット画像

稲川は、指揮者に扮し燕尾服姿で登場。新垣が稲川怪談クラシックメドレーを披露した後、新垣の伴奏にあわせ、稲川が「蛍火」という怪談を届けた。続いて稲川は、音にまつわる怖い話の数々を新垣の伴奏と効果音をバックに披露した。


たった一回のリハーサルで今回のセッションがすんなりと行なわれたということで、「良い座敷わらしになる素質がある」と稲川から認められた新垣は、「小さいころからテレビで観ていた稲川さんと共演できるとは夢のよう」と語った。また、今回の伴奏を通して普段忘れている懐かしいような想いを感じることができたと初共演の感想を述べている。


一方の稲川も、60歳を過ぎた今、怪談を語る際に意識するのは「故郷に帰るような気持ちで語ること」と述べ、ファンからの手紙で「夏に稲川さんの話を聴きに行くことで、故郷にお父さんに会いに帰るような気持ちになる」と言われてとても嬉しかったというエピソードを披露した。

世間はお盆真っ只中。地元を離れて暮らすあなたも、たまには里帰りをしてみてはいかがだろうか。

▲『稲川怪談クラシック』ジャケット画像

『稲川怪談クラシック』

2015年7月8日ON SALE HUCD-10187 定価2,000円+(税)
http://inagawakaidanclassic.info/
[ブックレット]
新井鷗子さん構成執筆による楽曲にまつわる怪談エピソード付き
[語り手]
稲川淳二

1 稲川淳二 オープニングトーク
2 オルフ:カルミナ・ブラーナ『おお運命の女神よ』
3 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」水族館
4 ムソルグスキー:展覧会の絵〜グノーム(ラヴェル編)
5 JSバッハ:「トッカータとフーガ」トッカータ 
バルトーク:「中国の不思議な役人」より
6 第1曲 序奏〜若い娘と三人のならず者
7 第11曲 マンダリンの体はみどり色に光る
8 第12曲 娘はもはや抵抗しない〜抱擁
9 グリーグ:「ペール・ギュント」山の魔王の宮殿にて
10 ストラヴィンスキー:「春の祭典」春のきざし
11 チャイコフスキー:交響曲 第6番「悲愴」第4楽章
12 レスピーギ:ローマの祭り〜チルチェンセス 
13 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第5番「幽霊」第2楽章 
14 プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」真夜中
15 マーラー:交響曲 第1番 第3楽章 
[Special Track]
16 稲川怪談「高架橋」
シェーンベルク:「浄められた夜」第1楽章(弦楽六重奏版/原曲)
17 稲川淳二 ミニ楽曲解説

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