【ライブレポート】Takamiy、エンジェルギター乱れ打ち

new single「誘惑の太陽」を引っ提げ、高見沢俊彦のソロプロジェクトTakamiyのソロライブが8月22日（土）23日（日）パシフィコ横浜国立大ホールにて行われた。

◆Takamiy画像

Takamiy第3期のテーマは、EDM＝Electric Dance Metalだ。今回のライブは第1部が【EDM】、第2部が【METAL】の2部構成で開催された。第1部【EDM】の1曲目は「ブルーシャトウ」だったが、自分のルーツのひとつでもあるグループサウンズを大胆にEDMにアレンジをして披露するというもの。大胆なアレンジに加え、ギタリストの高見沢がギターを持たずにDANCEをしながら「ブルーシャトウ」を熱唱するという、狂乱のElectric Dance Metalだ。


「自分のルーツでもあるGSをダンスミュージックとしてやってみました。ダンスには年齢は関係ない。身体が動く限りは頑張りたいと思います。」とMCで語り、その後もグループサウンズ、ザ・スパイダースの「フリフリ」など、4曲をMETALやEDMにアレンジしたものを自身の曲とともに披露した。新曲「誘惑の太陽」カップリング曲「恋の花占い」では、ダンスを披露したTakamiyに応えるように会場が赤とシルバーのポンポンを持ったファンのそろったダンスで大いに盛り上がった。


一方、第2部【METAL】からはヘビーメタル、メロディックメタルと、Takamiyのギタリストとしての本領発揮だ。今回のライブには、ルーク篁（CANTA ex 聖飢魔II）、KOJI（Alvinoex La'cryma Christi）、大桃俊樹、ただすけ、KEN'ICHI（LOKA）が参加し、アンコールでは更にゲストギタリストとして、マーティ・フリードマン、ANCHANG（SEX MACHINEGUNS）も登壇、大音量＆大迫力のパフォーマンスが繰り広げられた。



宮藤官九郎が作詞をした楽曲「騒音おばさん VS 高音おじさん」ではTakamiy含め5人のギタリストが全員エンジェルギターを弾くという圧巻のステージングを見せつけた。23日（日）の最後はボーカリストとしてのTakamiyをファンに届けるべく、音楽プロデューサー／キーボーディストの武部聡志が登場し、武部聡志の奏でるピアノに合わせてTakamiyがギターも持たず歌だけで「Blood of Eternal」と「Song For You」など3曲を披露するシーンもあった。Takamiyとは約40年来の友人でもあるが、2人だけでパフォーマンスを披露するというのは初めてのことだとか。


エンターテイメントに富んだステージは、2日合わせて約8000人を動員、全29曲が披露され大盛況となった。2014年に還暦を迎えたTakamiyだが、踊り弾き歌いまくるTakamiyの進化はまだまだ止まらない。

10月2日からは、THE ALFEEの秋のTOUR＜Best Hit Alfee Autumn 2015＞が越谷市民ホールよりスタートする。





◆THE ALFEEオフィシャルサイト