アンディ・サマーズ「ポリスは笑顔の裏ですさまじい争い」

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アンディ・サマーズは、ポリスを解散すべきではなかったと後悔しつつも、3人が集まるとエゴがぶつかり、上手くいかないのは十分承知しているそうだ。2007年に再結成ツアーを行なうと決めたときも、3人が同じ部屋に揃った途端、できることならやめたいと思ったという。

◆ポリス画像

サマーズはUKの新聞『Sunday Mirror』紙のインタビューでこう話した。「僕らはバンド以上のものになった。世界的な現象だ。それはすごく強烈で、僕らの関係はピリピリし始めた。僕らはいつもぶつかり合っていたよ。この世界では、簡単に階段から蹴り落とされるからね、強いエゴを持つ必要があった」

「僕らはよくケンカしていたよ。すさまじいシーンがいくつもあった。ニューキャッスルでプレイしたとき、楽屋ですごいケンカになったんだ。その後、笑顔でステージに戻って最後の曲プレイしたのを覚えている」

2007年に再結成したときも、それは変わらなかったという。「僕らの誰もミュージシャンであることをやめてなかったし、結構いいキャリアを築いていた。だから、理論的には、再結成するのは良さそうだった。素晴らしいものになるだろう、若いときよりいいだろうって思っていたよ」

「でも、3人が揃った瞬間、あの同じトラブルが戻ってきた」「僕は、これはダメだ、ツアーは実現しないだろうって思った。バンクーバーでリハーサルしていたんだけど、最初の一週間は対立ばかりだった。でも、もう遅かった。100人もの人を雇っていたから、やめるわけにはいかなかった」

それでも、1980年代にバンドを解散した当時のことを思い返すと、「2年くらい休み、カムバックする、それが僕らのするべきことだった」「(解散したのは)間違いだった」との後悔の念もあるそうだ。

リハーサルや楽屋でどれだけケンカしようが構わないので、もう一度再結成して欲しいところだ。

Ako Suzuki
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