【ライブレポート】夏の興奮と熱狂、そして切なさ。浜崎あゆみのステージで2015年の<a-nation>閉幕

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2014年の<a-nation>では、Team ABCと呼ばれるファンたちによるヘドバンも衝撃だったAcid Black Cherryが、再び味の素スタジアムに帰ってきた。観客の期待感がクラップへと変換される中、レザーテイストのメッシュブルゾンに黒のパンツという黒で統一した衣装で、ABCは「イエス」からそのステージをスタート。yasuのハイトーンボイスが降りだした雨と混ざり合って、切なさを加速させていく。

「濡れてる? 濡れてるみんな? すごいいいよみんな、びちょびちょ。」「音楽はみなさん、観るのも聴くのもいいですけど、感じてもらえれば勝手に動くんで。これ下ネタに聴こえるかもしれませんが、半分下ネタです(笑)。いっぱい感じてくれたら、どうせ濡れるということで、東京、いっぱい感じていっぱい濡れてほしいと思います。」

もちろん、ABCのエロティックな持ち味は、味の素スタジアムでも変わることなく。そして「SPELL MAGIC」では、とりわけ2015年、4年に一度の<ABC Dream CUP>開催年ということもあり、気合いの入ったTeam ABCが長い髪を振り乱して一心不乱にヘドバン。今回もABCおよびTeam ABCは、いろんな意味で衝撃を与えたのだった。


シューティングアクトに登場したのは、SUPER☆GiRLS。「<a-nation>、私たちと一緒に最高の思い出にしましょう!」と前島亜美が煽っての「MAX!乙女心」。気づけば関係者ブースのところには、オープニングアクトで登場したチキパとGEMのメンバーも姿を見せて、先輩スパガのステージに声援を送る。さらにスパガは、「イッチャって♪ ヤッチャって♪」「プリプリ♥SUMMERキッス」と夏曲を並べて、あいにくの天気の味の素スタジアムでド派手な夏を華やかに演出した。
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