エイミー・ワインハウス、ストリートサインを盗む人が続出

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ロンドンのカムデン市役所が、ストリートサイン(道路案内標識)を盗まないよう、エイミー・ワインハウスのファンへ呼びかけている。エイミーが生前住んでいたカムデン・スクエアを訪れる人々は後を絶たないが、道端に設置されたストリートサインを持って行ってしまう人も続出しているそうだ。

◆エイミー・ワインハウス画像

カムデン市役所は、エイミーが2011年に亡くなって以来、14回ストリートサインを交換しており、その費用に4,000ポンド(約74万円)以上かかっているという。

担当者は「エイミーはカムデンのレジェンドで、ファンがこの地域から記念品を持ち帰りたいと思う気持ちはわかります。しかし、サインを奪うのはこの地域を損なうことになり、それを交換するのにカムデンに住む人たちが納めた税金が使われています」と話している。

近くにあるマーケットで売られているエイミー・グッズを購入するか、彼女を追悼し、家族が設立したエイミー・ワインハウス基金へ寄付して欲しいと訴えた。

エイミーは2011年7月23日、ロンドン、カムデン・スクエアにある自宅で意識を失っているのが発見され、死亡が確認された。まだ27歳だった。

Ako Suzuki
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