クリッシー・ハインド「私の意見が必要ないなら求めないで」

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クリッシー・ハインドは、性的暴行を受けるのは女性側にも非があるような発言をし物議をかもしたが、それを訂正するつもりはないそうだ。

◆クリッシー・ハインド画像

クリッシーは1週間ほど前『The Sunday Times』紙のインタビューで、「もし私が控えめな服装で大人しく歩いていて、誰かに襲われたら、それは彼ら(加害者)が悪い。でも、もし私が派手な格好や言動をしていて、刺激的だったなら、それはすでにタカが外れている人を誘惑していることになる。そんなことしないで。ちょっと!こんなの常識よ」と話し、21歳のとき自身がレイプの被害にあったことも、「彼らはバイク族よ。火遊びしたら火傷する。当たり前のことでしょ?」と、加害者を非難するのではなく自分の責任だとした。

これには、多くの女性や被害者支援団体から非難の声が上がったが、クリッシーは「言ったこと、後悔してるかって? わからないわ。考えてもなかった」と、新たに『The Washington Post』紙に語った。

「強姦魔の気を引きたくなかったら、ハイヒールは履かないで。彼らから逃げられない。それは、常識だと思うけど」「もし私の意見がいらないなら、求めないでちょうだい」

21歳のとき、バイク族がたむろするクラブへ遊びに行き被害にあったことを、「大半の人は私みたいにバカじゃない。私と同じ行動を取るとは思ってない」「夜、道を歩いていて、ナイフで脅され藪の中に引き込まれるのとは違うのよ」と話した。

クリッシーは今週、自伝『Reckless: My Life As A Pretender』を出版。幼少期から80年代初めプリテンダーズのメンバー2人が急死するまでの半生を綴った。

Ako Suzuki
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