エルトン・ジョン、プーチン露大統領から電話

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ロシアの反同性愛法(同性愛宣伝禁止法)に反対し、ウラジーミル・プーチン大統領との対談を望んでいたエルトン・ジョンのもとに、大統領から電話があったようだ。

◆エルトン・ジョン画像

これまで何度もプーチン大統領との面会を望んできたが、叶うことのなかったエルトンは、週末(9月12日)あらためてBBCのインタビューで「プーチン大統領に会いたい。じっくり腰を落ち着けて、彼と話したい」と訴えていた。

「彼に会って、“紅茶でも飲みながら、このことについて話そう”って言ったら…。彼は部屋を出た後、僕のことを本物のバカだって呼び、笑うかもしれない。でも、少なくとも、僕は良心に従いやることはやったって思える」

これを知ってか、プーチン大統領はエルトンに連絡を取ったようだ。エルトンは月曜日(9月14日)、インスタグラムにプーチン大統領の写真を掲載し、「ウラジーミル・プーチン大統領、今日、僕に電話をくれ、話してくれたことを感謝する。直接会って、ロシアにおけるLGBTの平等について話し合うのを楽しみにしている」とコメントした。

エルトンは、反同性愛法の成立に怒りを感じながらも、ボイコットするのではなく、あえて同国で公演を開き、オーディエンスにこう訴えていた。「同性愛者ではあるが、僕はこれまでいつもロシアで歓迎されていると感じてきた。もし僕が自分に正直でなければ、この音楽は作れなかった。これは同性愛のプロパガンダではない。こうやって僕の人生を表現しているんだ。それを理由に人々を罰し始めるのであれば、世界は人間性を失うことになる」



Ako Suzuki
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