“簡単!すごい!”がコンセプト、ローランドから初心者向けシンセサイザー「JUNO-DS」、ボーカル・エフェクターやパッドも搭載

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ローランドは、音や機能を大幅強化した「JUNOシリーズ」の最新モデル「JUNO-DS」2モデルを、10月下旬より発売する。

◆「JUNO-DS」~画像~

「JUNOシリーズ」は、いい音が簡単に楽しめる初心者向けのシンセサイザーとして発売時から人気のモデルで、趣味でバンド演奏を楽しむ人の定番商品となっている。今回登場の「JUNO-DS」は、いい音/簡単操作/軽量というJUNOシリーズの基本コンセプトはそのままに、すべての音や機能を大幅に強化したモデルだ。シンセサイザーとしてスタンダードな61鍵モデルと、本格的なピアノ演奏が行えるピアノ・タッチの88鍵モデルの2タイプをラインナップする。

“簡単!すごい!”のコンセプトを徹底的に追求した「JUNO-DS」。まずサウンド面での強化は、バンドでの使用感を徹底的に追求し、本体内蔵の音色を可能な限りクオリティ・アップ。さらに専用ウェブサイトのローランド・シンセサイザー・サウンド・ライブラリー「Axial」から、好みの音色の追加が行えるようになった。また、本体で必要な音色をすぐに呼び出せるよう、ボタンやつまみの配置が改善されている。搭載音色はピアノやオルガン、弦楽器や管楽器などリアル・サウンドを中心に1,200種を用意する。

機能面では、マイクをつないで声にさまざまな効果がかけられるボーカル・エフェクターを装備。ボコーダーやオート・ピッチといったロボット・ボイスの演奏も可能だ。さらに効果音や印象的なフレーズを本体の「フレーズ・パッド」に割り当てて演奏中に瞬時に呼び出す機能を追加。音声ファイルはあらかじめUSBメモリー(別売)に保存して使用、パッドの光る色を自分好みに設定したり、演奏に反応してダイナミックに輝かせることもできる。また、数小節のフレーズを即興で録音して曲作りのアイディアを書き留めたり、ライブ演奏に活用できる8トラックの「パターン・シーケンサー」も搭載するなど、演奏の楽しみ方が広がるさまざまな機能が追加されている。

もちろん、軽くて持ち運びしやすい特徴はそのまま。特に61鍵モデルは高い堅牢性を備えつつ、練習スタジオやライブ会場への移動を考え、女性でも持ち運びやすい5.3kgという軽量設計を実現。従来モデル同様、電池駆動も可能なのでストリートでの演奏にも持ってこいの仕様となっている。

本体サイズ/重量は、66鍵モデルが1008(W)×300(D)×97(H)mm/5.3kg、88鍵モデルが1415(W)×341(D)×144(H)mm/16.2kg。電源は付属のACアダプターまたは充電式ニッケル水素電池単3形(別売)×8。


製品情報

◆JUNO-DS61
価格:オープン
◆JUNO-DS88
価格:オープン
発売日:2015年10月下旬


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