アイアン・メイデンのニコ・マクブレイン「祈りは神に届いた」

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アイアン・メイデンのドラマー、ニコ・マクブレインが、フロントマンのブルース・ディッキンソンに癌性の腫瘍が見つかったときのことについて語った。彼は、ひざまずいて祈りを捧げたそうだ。

◆アイアン・メイデン画像

『Overdrive』のインタビューで、ディッキンソンの病がわかったときアイアン・メイデンは終わりだと思ったかと問われたマクブレインはこう答えた。「そうだな、もしアイアン・メイデンは終わったと一瞬でも考えなかったと言ったら、それは嘘になる。(でも)なによりも、友人を失う可能性があるんだってことに思いを巡らせたよ、正直なところ」

「彼は死んでしまうのではないかって疑問を抱いた。でも、有難いことにそれは長く続かなかった。ひざまずいて祈ったよ。ポジティヴなことだけを考え、“もしこれを打ち負かすことができる人がいるとしたら、それはブルースだ”って自分に言い聞かせていた」

「ブルースのことを知り大事に思っているほかの人たちと同じように、僕は彼のために祈り、その祈りは届いた」

「僕らの誰も、アルバムが完成するまで彼の具合が悪いってこと知らなかったんだ。彼はどこかおかしいと思いながら、全部の曲をパフォーマンスしていたが、全てが終わるまで(病気のことは)わからなかった。だから、このアルバム『The Book Of Souls』は僕にとっても、他のメンバーにとってもすごく特別なんだ」

『The Book Of Souls』は初登場全英チャートの1位を獲得。バンドは現在、2016年2月後半にスタート予定のツアーに向け準備中。4月には、ディッキンソンが操縦するエド・フォース・ワンで日本に上陸する。


Ako Suzuki
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