℃-uteがメキシコ初単独公演。「みんなもteam℃-uteの一員です!」スペイン語で伝える

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日本時間9月20日(メキシコ現地時間9月19日)に、℃-uteが初となるメキシコ単独公演をメキシコシティのライブハウスSALAで行なった。℃-uteが海外公演を行なうのは、2014年5月の台湾、7月のフランスに続き3カ国目となる。

◆℃-ute メキシコ公演 画像

オフィシャルから届いたレポートで、℃-uteのメキシコでの熱いライブの模様を紹介しよう。

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この日のチケットは全てソールド・アウト。開場を待ちわびる長蛇の列がなされ、熱狂的な1,300名のファンが集まった。

メキシコ公演決定のニュースを知った時、嬉しさのあまり感動で涙が出たと話す現地の女性は、この公演のために「世界一HAPPYな女の子」の衣装を真似たお手製のドレスを着て来場してきた。また、メキシコの文化を代表するプロレス(ルチャリブレ)をメンバーに知って欲しいと、プロレスマスクを被ったファンも何人か目撃することができた。しかもマスクには℃-uteの文字があしらわれており、こちらもお手製。さらに、現地メキシコ以外からもアメリカ、コロンビア、ボリビア、ペルー、チリ、スペイン、そして日本からも数十名のファンが駆けつけた。

そんな国境を越えた各国のファンの熱い歓声が開演の1時間前から場内で巻き起こる中、℃-uteのメキシコ公演がついにスタートした。

ファンの歓声は日本で起こる歓声とはまた違い、とにかくパワフルで完全にラテンのノリ。声量も大きく、1曲目「悲しきヘブン(Single Version)」のイントロが流れると同時に、早くも最高潮の割れんばかりの歓声。その歓声について終演後、萩原舞は「イントロが全然聞こえなくて焦ったくらい、自分たちが飲み込まれそうな感じになった。」と語るほどだったそうだ。岡井千聖にいたっては「脳みそに鳥肌が立った! 最初に腕に鳥肌が立ち、顔に鳥肌が立ち、最後には頭皮ではなく、脳みその中がサワサワサワ〜としたんですよ。こんなの初めてで、自分が本当に感動してるんだなと実感しました。」と、とにかく歓声の大きさをあらわす体験談を話した。

そんな歓声に包まれながら、メンバーの勢いもスタートからギアが入りっぱなし。しかし、考えてみると、ここメキシコシティは標高2240m。富士山の五合目あたりで全力でライブを行なっていることなる。おそるべし、℃-ute! 酸素のうすいそんな場所でも容赦なしのパフォーマンスを見せつけるている。

そしてまた驚かされるのは、メンバーのMCがほぼスペイン語。日本を出国する前からスペイン語を勉強していた彼女たちではあったが、最初の挨拶「Buenas Noches Mexico! Somos C-ute! Cómo están!」(メキシコのみなさん、こんばんは! ℃-uteです! お元気ですか?)と、5人が声を揃えて元気に言うと、会場のファンからは大歓声が上がった。

さらにメンバーが名前とスペイン語で一言挨拶を加えた後、矢島舞美が「Estábamos esperando éste gran día con muchas ansias!」(今日をとても楽しみにして来ました!)、中島早貴が「Vamos a pasarla bien chido!」(今日はみんなで一緒に盛り上がりましょう!)と続けて伝えると、ファンももちろんと言わんばかりの大歓声。

公演中はそれ以外にも「楽しんでますか?」「みんなで歌いましょう!」「みなさん盛り上がってますか?」「この後も盛り上がっていきますよ!」などと、スペイン語でファンに向け全員がそれぞれ伝えていた。これには終演後、現地のファンからも「私たちの国の言葉を覚えてくれて、感動でいっぱいだった。言っていることが全部わかった。」とお墨付きをもらった。

今回のセットリストは、メキシコのファンからのネットによる人気投票で上位にランクインされた曲で構成されているほか、ライブで鉄板の盛り上がり曲が次々に組み込まれていた。一方、初のメキシコ公演にもかかわらず、ファンのコール&レスポンスもバッチリで、ライブの盛り上がり方をしっかりとわかっているようだ。このことをインタビューをしてみると、やはりインターネットで℃-uteの動画を見て覚えているそうで、会場前で曲を流しながらダンスしていたりするファンの姿があったり、自分で℃-uteのダンスしている映像を動画サイトに投稿しているという人もいた。鈴木愛理は、「℃-uteの曲を一緒になって日本語で歌ったりしてくれて、一生懸命練習してくれたのかなという一致団結を何度もすごく感じることができた」と振り返っていた。また中島も「ファンの皆さんがキラキラした素敵な笑顔を見せてくれたので、その笑顔のお陰で最後まで楽しむことが出来ました。」と感謝を表していた。
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