ドラマ『武道館』でJuice=Juice演じるNEXT YOUお披露目。アイドルとは“夢を見ている姿を見てもらう”こと

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さらに終盤には、「アイドルとはどうあるべきか?」という、各メンバーの活動哲学にも触れることになる興味深い質問も。回答は以下のとおり。

「結構、あの、普段もスッピンでボサボサっていうのが定番だったりして、洋服もあまりきにしかなったりするんでうすけど、NEXT YOUのみんなは、意識も高いし、パフォーマンスのこともすごい話し合いをしてたりとか、洋服も気にしてたりとか。作品の中でもダミーの制服を着るシーンもあったりして、学校がバレないように制服を隠したりもするんですけど、そういう努力のひとつひとつが、プライベートとアイドルの自分を分けてる感じがすごいなーって思ったので。私は混同しがちだから、そこをもうちょっと分けて、輝きを持った金澤朋子な部分をみなさんに見せていけたら。」── 金澤朋子

「アイドルの方は……方はっていうか、アイドルは、オンオフの切り替えがすごいなって思うんです。私は結構、家でも仕事でも一緒なので、なかなか難しいなって思うんです。だから『武道館』の原作を読んで、見習わなきゃって教えてもらった感じがしました。」── 高木紗友希

「私の中でアイドルっていうのは、常に完璧なイメージ。私自身も、髪を切る時とかに、“もうちょっと長いほうがファンの人は求めてるのかな”とか、無意識で考えてしまうことがあって。お洋服買う時も“こっちのほうがファンの人たちは……”って深く考えちゃうタイプなので。でもるりかちゃんもそんな感じだから、このままでアイドルを演じたいと思います。」── 宮崎由加

「私にとってアイドルは、何でも器用にこなす女の子。私服もおしゃれの最先端な服を着てたり、髪型も自分でいろんなアレンジをしたりとか、ダンスや歌も器用にこなしているイメージがあるんですけど、それは裏ですごい努力もしてると思うんですよ。だから、そこに近づけるように、もっともっと頑張っていきたいです。」── 植村あかり

「アイドルは、やっぱり“夢を見ている姿を見てもらう”のがアイドルだなって思っていて。この『武道館』もやっぱり、NEXT YOUのみんなが武道館にむかって頑張るぞって夢を見ていて、その姿をファンのみなさんが応援するっていうものですし。Juice=Juiceも武道館を目指して220公演単独ライブを行なうっていうのも、やっぱり夢のひとつにむかって頑張っている姿だと思うので、そこを100%全力で、っていうのがアイドルかなって思います。」── 宮本佳林

なお、お披露目会では、つんく♂から報道陣に向けたメッセージも届けられた。

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いつもお世話になっております。つんく♂です。
今回私は、ドラマ『武道館』の主人公の5人組アイドルグループ「NEXT YOU」のプロデュースを担当させていただいております。

NEXT YOUがドラマの中で歌っている曲でもあり、このドラマの主題歌でもあります曲のタイトルは「Next is you!」

ドラマの中でも当初はなかなか売れないアイドルとして奮闘するわけですが、そんな彼女達に「次の時代を制するのは君だよ!」というメッセージを込めて「Next is you!」というタイトルをつけさせていただきました。

このNEXT YOUを演じるのは同じく5人組のグループJuice=Juice。
そんな彼女達が実際にライブで演じても思いっきり盛り上がるようなビートの強い曲に仕上げてあります。

Juice=Juiceにとっても「次は君たちだろ!?」という感じで何に遠慮する事なく、我武者羅に突き進んで、次の時代を自分達のモノにして欲しいなって思います。

とはいえ、ドラマの中のアイドルなので、ドラマのプロデューサーとも相談しながら、「わかりやすいドラマの中のアイドル」を演出の為の、衣装や小道具、振り付けにある「そんなアホな感」も含めて一緒に楽しんでいただきたいなって思っております。

こういうことを思いっきり突き抜けて楽しむことがロックだと感じています。

どうぞ皆さまいろんな角度から楽しんでください。

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ところで、報道陣から原作を読んだ上での感想を求められた際に、「あのー、原作の中にですね、Fruits=Fruitsってグループが出てきて、これってJuice=Juiceをもじってくれてるのかな~って思ったんですけど、朝井リョウさんがハロー!プロジェクトも好きって言ってくださっているのを聞いてすごい嬉しかったので、NEXT YOUも素敵に演じたいと思いました。」と、なんだかとても嬉しそうに瞳をキラキラさせながら話す佳林ちゃんさんであった。

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

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