デフ・レパード、わずか3日でオリコン1位

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デフ・レパードの最新アルバム『デフ・レパード』が、オリコン洋楽チャート堂々の1位、総合チャートでも8位にいきなりランクインを果たした。

◆デフ・レパード画像

『デフ・レパード』は10月30日(金)に世界同時発売されたが、オリコンチャートは水曜日発売が基準になっているため、『デフ・レパード』は1週間の売り上げではなく、金曜日からわずか3日間で首位を獲得したことになる。来日公演も11月9日からスタートすることもあり、更なるビッグセールスを記録することだろう。


アマゾンやiTunesなど軒並み1位になっているが、今回の特徴は全国のレコード店での消化が非常に早いところにある。ハイレゾ配信も好調で、すでにe-onkyoではアルバムウイークリーTOP10にランキングを果たしている。デビュー以前からバンドを見続けている伊藤政則は「7年ぶりのフルアルバム。かなり早くからアナウンスされていたが、発売直前になるまでアルバムの全貌を明かさない戦略。そして何よりもすべてのファンを納得させる充実した作品であったことがこの初動を生んだ」と分析する。


ジョー・エリオットが先日のインタビューでも語っていたとおり、デフ・レパードはメジャーレコード会社と決別し、アルバム制作から権利関係、販売に至るまですべてデフ・レパード自身が管理する形でアルバムを作り上げている。彼らは過去を振り返りつつ、今の音楽業界を詳細に分析しながら着々と世界戦略を練っていた。今回の成功は、低迷が続く音楽業界に大きな一石を投じたものでもあり、レジェンドアーティスト/ビッグネームのひとつの理想的なビジネスモデルとなったのかもしれない。なお、バンドの意向によりこのアルバムはストリーミング配信はされない点も興味深いところだ。

11月9日武道館よりワールドプレミアとなる35周年ツアーもスタートをきる。新曲が初公開されるほか、おなじみのヒット曲が次々と飛び出す、極上のロックショウが展開される。

PHOTO by ROSS HALFIN

<デフ・レパード・35周年ジャパンツアー>

11月9日(月)日本武道館
11月10日(火)オリックス劇場(大阪)
11月12日(木)ZEPP NAGOYA
11月13日(金)仙台サンプラザホール
ウドー音楽事務所 udo.jp/

『デフ・レパード』



10月30日世界同時リリース
メンバー全員直筆サイン フォトカード付き通販限定スーパー・プレミアム・ボックス・サイト
http://wardrecords.com/SHOP/WRDZZ304.html
1.レッツ・ゴー
2.デンジャラス
3.マン・イナフ
4.ウィ・ビロング
5.インヴィンシブル
6.シー・オブ・ラヴ
7.エネジャイズド
8.オール・タイム・ハイ
9.バトル・オブ・マイ・オウン
10.ブロークン・ブロークンハーテッド
11.フォーエヴァー・ヤング
12.ラスト・ダンス
13.ウィングス・オブ・アン・エンジェル
14.ブラインド・フェイス
《日本盤限定ボーナストラック》
15.ラスト・ダンス(デモ)
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