【連載】Hiroのもいもいフィンランドvol.21「ハロウィーンライブ」

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今年のハロウィーン終わってしまいましたが、日本でも最近はメジャーになってきたのかな。フィンランドにやって来た20数年前にはハロウィーンはまだほとんど知られてなかったですが、何年か前ぐらいからスーパーにハロウィーン用のかぼちゃが登場!この数年の間にだんだんとポピュラーになってきたように思います。そしてなんとついには食用のかぼちゃもお目見えしてうれしい限り。


そのハロウィーンにヘルシンキのTavastiaクラブにてハロウィーンにぴったりのライブがあったので行ってきました。メインアクトはヘルシンキ・ヴァンパイアことThe 69 Eyes!オープニングアクトに To/Die/For と Charon。どのバンドもダークサウンドでハロウィーンにぴったり!

この日のライブはソールドアウト。フィンランドのスタンディングのライブは整理番号などなく早く入った者勝ち。開場の1時間半ほど前に様子を見に行くと、まだあまり並んでなかったので会場の横の横のチケット売り場にできたギャラリーでフィンランドの有名ロック写真家ヴィッレ・ユーリッカラの展覧会があったので立ち寄ってみました。Nightwish、HIM、Michael Monroe、The 69 Eyes、Slash、Backyard Babies、Negative、The Local Bandなどのかっこいい写真が展示されていました。写真家ヴィッレは最近ミュージックビデオ監督もしていて、ギャラリーの中では彼が監督したSanta Cruzのミュージックビデオが流れていました。この展覧会は11月25日までやっていて入場無料なのでヘルシンキに行く予定がある方はぜひ立ち寄ってみてください。気に入った写真があれば購入も可能です。


その後夕食を済ませ開場30分ほど前にTavastiaに戻ってみると30人ほどが並んでいました。その後みるみるうち列の後ろが見えないぐらいにのびました。Tavastiaは中に入るとまずクロークに荷物を預けます。これには3ユーロの別料金が必要。たいていの場合中のライブハウスのドアはまだ開いてないので、前を狙う人はそのドアの前に並んでたり、ゆっくりとドリンクを飲んでる人もいたりとさまざま。この日はハロウィーンライブということで仮装してる人もちらほら。

オープニングアクトのトップバッターはCharon。今回はメンバーに友達が参加してのライブでした。ヴォーカルのJP LeppäluotoはNorthern Kingsや一時Poisonblack、最近ではヘヴィークリスマスで知られるRaskasta Jouluaでヴォーカルもやっています。けっこう荒い声をしているのですがこれがとっても力強い声。そしてよく動き回りパワフルなパフォーマンスでした。昔好きだった曲「Colder」が生で聴けてうれしかった。


2番手はTo/Die/For。ダークなサウンドでヴォーカルの声は太くてパワフル。よくひざまずき、動作がなんだかちょっとドラマチックな感じで楽しめました。オープニングアクトはメインアクト前の余興的なイメージがあるけど、タイプやジャンルが似たバンドがそろうとオープニングアクトの段階から楽しめてとってもお得な感じ。


この日のメインアクトはもうハロウィーンにぴったりのThe 69 Eyes。来日もしたことあるこのThe 69 Eyesは1989年にヘルシンキで結成されてからバンドのメンバーがかわってません。メンバーは以下の通り。

・Jyrki 69 - ヴォーカル
・Bazie - ギター
・Timo-Timo - ギター
・Archzie - ベース
・Jussi 69 - ドラム

ジャンルはGoth'n'Roll!ちょっとゴシック色のあるダークサンドなロック。これまでに10枚のスタジオアルバムを発売していて、フィンランドではかなりの人気バンド!ワールドワイドに国外ツアーもしているので、ヘルシンキのライブにはロシアやドイツをはじめ国外からもたくさんファンがやってきます。


この日はハロウィーンということもあり、ハロウィーンっぽい衣装で登場。オープニングナンバーが「Devils」でこれまたハロウィーンにぴったり。ヴォーカルJyrki69はスカルのマスクをしてハロウィーンの雰囲気ばっちりでしたが、どうもマスクは声がこもるみたいで(笑)途中から外してました。彼は低音でしぶくせめてきます。Bazieのちょっとメランコリックなギター音がJussi69のパワフルなドラムと合体。Goth'n'Rollなサウンドを作りあげます。Jyrki69はDanny B. Harvey (Rockats, Headcat)、Chopper Franklin (The Cramps)、Clem Burke (Blondie)とサイドプロジェクトのロカビリーバンドThe 69 Catsの活動もしている他、フィンランドのユニセフの親善大使もやっています。ドラマーJussi69はフィンランドのシンガーのオーディション番組Idolsの審査員や、Jyrki69と共にセレブの日常生活を映像に収めTV放送された番組にもでていたことがありお茶の間でもおなじみ。さらにはChildren Of BodomのAlexi Laiho、Reckless LoveのOlli Herman、Santa CruzのArchie Cruzと80年代のカヴァーバンドThe Local Bandも組んでいて、この秋さいたまスーパーアリーナで開催された<Loud Park 15>にも出演。このThe Local Bandからは12月2日にデビューEP『Locals Only-Dark Edition』発売予定です。日本盤にはなんとDVDがついているようです。Loud Parkで観て気に入った方、観てなくても気になった方要チェック!

Tavastiaは何年か前から開演時間を早めて土曜は23時30分からディスコに変身!というわけでライブは23時前には終わります。この日は他でもハロウィーンライブがあり、せっかくヘルシンキに出たのだし間に合うなら行かなきゃ損(笑)で、23時スタートだった別のライブハウスBar Bäkkäriをハシゴしたのであります。こういうハシゴができるのもライブ開始時間に差があるフィンランドならでは。




ちなみにこの日の仮装率はBar Bäkkäriの方が高かったです。ゾンビメイクが多かったですが、中に古代ギリシャっぽい白い布をまとったような服に葉っぱの冠をつけてた人がいてこの姿じゃ行き帰り寒くないのかな?とよけいな心配をしてしまいました(笑)。ゾンビメイクでもそのままバスや電車に乗ったらちょっと怖いかも。。。

文:Hiro
写真:Hiromi Usenius

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