盲目のシンガーソングライター佐藤ひらり、『こころのうた』リリース

一昨年、12歳にして単身アメリカに渡り、ニューヨークのアポロシアターのアマチュア・ナイトでウィークリー・チャンピオンを獲得した少女がいる。佐藤ひらりだ。2014年は、13歳で全国にデビュー作『なないろの夢』をリリースし、14歳、中学二年生となった今年、2ndアルバム『こころのうた』をリリースする。

◆佐藤ひらり画像

シンガーソングライターの佐藤ひらりは、2001年5月28日新潟県三条市で生まれた。視神経低形成により生まれつき全盲だった彼女の音楽歴は、5歳の時にピアノに触れたことから始まっている。数多くのライブを行いつつ、アポロシアターへの挑戦、デビューアルバムのリリースを経て、セカンド・アルバム『こころのうた』が12月2日にリリースとなる。アルバムはオリジナルとカヴァー合わせて全8曲が収録されている。とても中学生とは思えない歌唱力と歌声、その表現力は多くのリスナーを驚かせることだろう。「川の流れのように」「少年時代」といったヒットナンバーから、小学校の時に音楽室で即興で作り教室内で大ウケしたという「算数いらないうた」まで、その振れ幅も魅力だ。

明日を信じて歌う14歳の少女の歌声に、ぜひ耳を傾けて欲しい。





◆佐藤ひらりオフィシャルサイト