スコーピオンズ、50thスペシャル・タイトルの数々

ツイート

スコーピオンズの50年の歴史を網羅する、ドキュメンタリーと黄金期名盤が続々と登場する。

◆スコーピオンズ画像

11月18日にワードレコーズより発売となる『フォーエヴァー・アンド・ア・デイ』は、そんな彼らの軌跡をドキュメントした劇場公開作品だ。バンドのメンバー全員に加え、マイケル・シェンカー、ウリ・ジョン・ロートなどの元メンバー、ミハイル・ゴルバチョフ(元ソ連共産党書記長)、ウラジミール・クリチコ(ボクシング世界チャンピオン)らがスコーピオンズを語っている。初期の「アイム・ゴーイング・マッド」ミュージック・ビデオを筆頭に貴重な映像の数々、解散ツアーとなる予定だった2011~2012年の<“ファイナル・スティング”ワールド・ツアー>の模様までが収められた、豊潤にして重厚なドキュメンタリーだ。



デビュー50周年を記念して、ソニーミュージックより過去のアルバム8タイトルのデラックス・エディションが発売されるのもお伝えしたとおりだ。第1弾として11月18日に『暴虐の蠍団~テイクン・バイ・フォース』(1977)、『蠍団爆発!!スコーピオンズ・ライヴ~トーキョー・テープス』(1978)、『ラヴドライヴ』(1979)、『電獣~アニマル・マグネティズム』(1980)が、第2弾として12月2日に『蠍魔宮~ブラックアウト』(1982)、『禁断の刺青~ラヴ・アット・ファースト・スティング』(1984)、『ワールド・ワイド・ライヴ』(1985)、『サヴェイジ・アミューズメント』(1988)が発売される。いずれも未発表デモやライヴ・トラック、DVDなどがボーナス収録されており、彼らの名盤の数々に新しい光を当てている。

スコーピオンズは2015年7月から<50thアニヴァーサリー・ワールド・ツアー>をスタートさせている。ヨーロッパから開始したこのツアーは2016年にかけて北米・南米・アジアをサーキットする予定だ。まだスケジュールは発表されていないものの、来日すれば2007年以来となるパフォーマンスが実現することになる。来日が待たれる彼らの栄光のヒストリーを再検証するには、ちょうどいいタイミングだ。



◆スコーピオンズ『フォーエヴァー・アンド・ア・デイ』サイト
◆スコーピオンズ50周年デラックスエディション・サイト
この記事をツイート

この記事の関連情報