【イベントレポ】星屑スキャット、原点の地・新宿でご乱心!?

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ミッツ・マングローブ、ギャランティーク和恵、メイリー・ムーの3人からなるボーカルユニット「星屑スキャット」が、11月19日にタワーレコード新宿店にて新曲「ご乱心」の発売記念イベントを開催した。

◆星屑スキャット 画像

11月18日に発売となった星屑スキャットの2年半ぶりとなる新曲「ご乱心」は、作詞家の森雪之丞との初コラボレーション作品であり、​今年結成​10​周年を迎えた3人の織り成す、洗練されたハーモニーが光る一曲だ。

3人の原点の地=新宿の夜、大歓声の中でピンクとパープルの鮮やかなフリンジをまとい登場した星屑スキャットのステージは、すっかりファンの間でお馴染みとなった「星屑スキャットのテーマ」で幕を開けた。笑顔がはじけるステージに、駆けつけた100名の観客も序盤からヒートアップ。ミッツも「フゥ」と声をあげ、2年半ぶりとなる新曲イベントを楽しんでいる様子だった。



曲が終わり大きな拍手を浴びた3人は、集まった観客に感謝の言葉を述べると、「初めて人前で歌います」と新曲「ご乱心」を披露。現代のデジタルビートに歌謡曲のエッセンスが漂うその世界観は、星屑スキャットならでは。オリエンタルなサウンドに星屑スキャットのコーラスが絡み合い、観客も身体を揺らしクラップで応じながら、3人の息ぴったりなフリつけとハーモニーで魅了した。続くデビューシングル「マグネット・ジョーに気をつけろ」ではイントロから歓声があがり、一緒に口ずさみ踊るファンとともに、会場全体でそのステージを楽しんだ。

歌唱後、ミッツの「新曲、いかがですか?」の問いに大きな拍手が沸き起こると、「​森雪之丞さんに斬新な切り口で歌詞をかいていただいて、ご乱心ですからね?」と新曲の話へ。「ようやく産み落として、空気に触れて、お待ちどうさまでしたという感じです。」とそのステージを振り返った。続いて、“躍らせるために作った曲”と語り歌ったのは、新曲のカップリングに収録されメンバーが自ら作詞を手掛けた「REMEMBER THE NIGHT」。四つ打ちのビートにのせて時に切なく、サビでは声量たっぷりに迫力のステージを繰り広げた。

今年は星屑スキャットが結成して10年。ミッツが「友達じゃないのに3人でよくやってきたよね。」と振り返ると、間髪いれずメイリーが「私たちが大事にしてきたのは友情より距離感じゃない。」と笑いを誘う。その掛け合いで会場を笑顔にしつつ、最後に選んだ曲はもう一度新曲「ご乱心」。その魅惑のコーラスワークを見せつけると、ひと際大きな拍手に包まれながらステージを後にした。その後のCD購入者を対象とした握手会・撮影会も大盛況となり、2年半ぶりの発売イベントは幕を下ろした。

ステージ終了後に取材に応じたミッツは、新曲「ご乱心」の作詞を森雪之丞が手掛けたことについて「森先生がご乱心なんじゃない?」「森先生のキャリアの中で一番ご乱心なんじゃない?」と自虐的に答えたあと、「斬新な詩で、詩をもらってからなかなか親に言えなかった。叔父の徳光(和夫)さんにも言ってない。」と続けた。結成10周年についても「最初は新宿二丁目のダンスステージで、2本しかないマイクを分け合って歌ってました。合コンをしている人やダーツをしている人の前で歌ってましたよ。」と結成当初のエピソードを明かした。



なお結成10周年を記念したライブも、2016年3月13日(日)に日本橋三井ホールで開催することが決定している。さらに、新曲「ご乱心」のミュージック・ビデオも公開中だ。


<星屑スキャット 新曲「ご乱心」リリースイベント>
2015年11月19日(水)
[セットリスト]
M1 星屑スキャットのテーマ
M2 ご乱心
M3 マグネット・ジョーに気をつけろ
M4 REMEMBER THE NIGHT
M5 ご乱心
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