the pillows×AFOC佐々木亮介、ラジオをテーマにした楽曲を制作

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the pillows×a flood of circle 佐々木亮介による、“ラジオ”をテーマにした楽曲が制作されたという。

◆a flood of circle 佐々木亮介 画像

昨年、FM802と共に25周年を迎えたthe pillowsは、今年、初年度以来6年ぶりに<FM802 RADIO CRAZY>に登場する。FM802との縁も深いthe pillowsだけあり、久しぶりのこのロック大忘年会参戦に向けて「何かラジオをテーマに曲を作ってもらえないか?」とのオファーがFM802からあったのだという。山中さわおは、この無茶ブリ(?)をなんと快諾。

そして先日『802RADIO MASTERS』に山中さわおがゲスト出演した際に明かしたとおり、彼らにとっては後輩にあたる世代からa flood of circleの佐々木亮介をパートナーに迎えた楽曲となることが決定した。楽曲のタイトルは、「レディオテレグラフィー」。なお同楽曲は、11月30日15:00より放送の『802 RADIO MASTERS』番組内で初オンエアされ、以降<FM802 RADIO CRAZY>に向けて様々な番組でFM802独占オンエアされるということだ。



楽曲に関して、山中さわおは下記のようにコメントを寄せている。

■どんなイメージで作った曲か?

「僕自身が小学生ぐらいからラジオが大好きで、ラジオにいろんなものを教えてもらった。
主にロックを知ったのがラジオ。
自分にとってどういう存在かな?というのをもう一度あらためて考えて、歌詞を書こうと思いました。
ただ、自分の好きなアーティストにもラジオをテーマにした曲っていろいろあって、
なにか…こう…その人たちが歌ってないものがないかなと思った時に、ラジオっていつ発明されたんだろう?誰が作ったんだろう?という歴史を探ったら、レジナルドって人が最初に作って、最初正式名は「レディオテレグラフィー」だったというところから、“これはまだみんな歌ってないな”と思って。
ラジオってものが生まれたばかりの時から、今なおまだラジオがあって、自分自身も、そして若い世代もまだ身近にあるっていうのを考えたかな。。。」

■a flood of circle佐々木氏をボーカリストとして起用した理由は?

「<FM802 RADIO CRAZY>に出るにあたって、テーマソング的なものを書いてもらえませんか?というオファーをいただいて…「わかりました」ということで2日後ぐらいには書いたんだよね。
で、スゴイいいのが出来たなと思って、<FM802 RADIO CRAZY>に出るんであれば、誰か若手とからみたいな、と思って。いろいろ仲いい後輩がいっぱいいるんだけども、曲が出来た時点でロックンロールだったので、“ロックンロールは、floodの佐々木亮介だろって”って感じかな。聞いてもらえばわかるんだけど、すごい似合うんだよ、どう考えても。判断は正しかったね。」

■山中さわおから見た、a flood of circle佐々木氏の印象は?

「若い世代には珍しいボーカリストかな。
わりとみんな爽やかな、そしてキーが高い人が多い中、太くてロックンロールを歌えるのは、ものすごい希有な存在じゃないかな。」

■どんな風にこの「レディオテレグラフィー」が届いてほしいか

「あまりない。こうやって聞いてほしいというのは。入り口はなんでもいいっていうか…。
でも“この曲好きだ”とは言われたい。
“ギターかっこいいな”“ロックンロールだな”“ラジオテーマにしてるんだ”“よくわかりづらいな…レジナルドってなんだろ?” でも、何回も聞いたりちゃんと歌詞を知ったりしてから、一言一言すごく自分とラジオとの距離感にぴったりくる!って、だんだん知っていく人も多いと思うし。そういう作り方をしてるから。目標はとりあえず“この曲好き”って言われたいってこと。」

■<FM802 RADIO CRAZY>に向けて

「寸前までツアーやっていて、それがコアなファンを喜ばせるマニアックなセットリストでやるツアーなので、<FM802 RADIO CRAZY>は逆に、一応自分達にも定番曲、代表曲があって、それを出来るだけ多く披露したいかな。これがpillowsだっていうのをわかりやすく伝えたいと思ってます。
酒を飲まないように気をつけます(笑)」

  ◆  ◆  ◆

さらに、a flood of circle 佐々木亮介からのコメントも届いている。

■楽曲を聞いた時、歌ってみての感想

「最初に、マネージャーからデモを聞かせてもらったんだけど…めちゃくちゃいい曲だなって普通にまず思って。
さわおさんから大阪で対バンした時に、さりげなく言われてたんですよね、フリを。
“なんか歌ってほしいこと、あるかも…”みたいな。その意味はよくわかってなかったんですけど。
実際、デモが送られてきて、これを自分が歌うんだと思ったら、率直に世界中の人に自慢したいなと思いましたね。
ピロウズの歌をピロウズが演奏していて、さわおさんが詞と曲を書いてる歌をオレが歌うっていうのが。
聞いた時まずいい曲だなというのと、ちょっと信じられないという不思議な気持ちも同時にあったかなと。
ボーカリストとしては…そうだな…さわおさんとの共通点って、ギター弾いててしかも作詞作曲もするボーカリストというところだと思うんで、その目線でいくと、まず絶対自分で書けないメロディーだなと思ったんですよね。コードの使い方とかもそうだし。さっきもスタジオ入ってすぐ話してたんですけど“あそこのコードはメジャーセブンスで”とか、普段自分が思いつかないようなアイデアがすごい閉じ込められている曲なんですよ。
めちゃくちゃシンプルで誰が聞いてもすぐ歌えるようなシンプルなメロディーなんですけど、流石だなと思うポイントがいっぱいあったので、歌ってて楽しいですし、あと、たぶん、もう一個いうとキーが近いので、しっくり来る歌だなっていうか。
それは、もしかしたらある程度、俺が歌う事をさわおさんが意識してくれていたのかもしれないんですけど…
すごいしっくり来るメロディーって感じです。」

  ◆  ◆  ◆

■<FM802 RADIO CRAZY>オフィシャルサイト http://radiocrazy.fm/

編集部追記:記事掲載当初、同楽曲に関して「コラボシングル」と記述しておりましたが事実とは異なる記述であったため修正致しました。関係者ならびに読者の方々にお詫び申し上げます。
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