【ライブレポート】アンジュルム 福田花音、アイドル人生に終止符。「11年分の愛があれば、どんなことでも乗り越えていける」

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■ <アンジュルム ファーストコンサートツアー 2015秋 『百花繚乱』 ~福田花音卒業スペシャル~>メンバー最後の挨拶

「皆さーん(と言って涙で言葉に詰まる)。大丈夫です。大丈夫なんですこれが。……皆さーん、体から水分がなくなるほど、たくさん汗かきましたか? 福田さんがいるアンジュルム、目に焼きつけましたか? 『百花繚乱』ツアーで私は学んだこともたくさんあったし、何よりも皆さんとこのステキな時間を過ごせて最高だなって思いました。本当にこのツアー、楽しかったです。佐々木莉佳子でした。ありがとうございました。」── 佐々木莉佳子

「私はこの日本武道館公演は2回目のステージということで、1回目はすごく緊張した武道館だったんで、今日はとにかく楽しもうという武道館だったんですけど、始まる前よりも思っていた以上にすごく楽しくて、よかったなって思います。それと、今日は福田花音さんの卒業ということで。加入したとき私はあまり自分から話しかけるほうではなかったので、3期メンバーの中でも話していたほうではなかったんですけど、最近たくさん話せるようになったり、今日もたくさんアイコンタクトが取れていたりして、すごくうれしかったなって思いました。ファンの方ともたくさん目を合わせられて、たくさん楽しい思い出ができました。今日はありがとうございました。相川茉穂でした。」── 相川茉穂

「<ファーストコンサートツアー『百花繚乱』>、ついに終わりです。自分にとってすごく学ぶことが多かったなと思うツアーでした。そして福田さん、ご卒業おめでとうございます。福田さんは面白くてかわいくて、そして何よりも頼りになる先輩だったので、私もそれを引き継いでいきたいなと思いました。福田さんから教わったことは忘れずに、これからも頑張りますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。室田瑞希でした。」── 室田瑞希

「皆さん、今日はどうもありがとうございました。スマイレージのときから数えると、武道館での公演は今回で3回目だったんですけど、何回武道館に立っても、このステージって本当に素晴らしいなって心の底から思ったんですよ。皆さんの笑顔がすごく見えて、本当に幸せだなって思いました。福田さんが今日でアンジュルムを卒業しちゃうということもあって、この時がずっとずっと、この時間が止まっていればいいのになぁって思っていたし、福田さんがかわいいピンクのドレスを着ているときに、私たちの知らないどこかに福田さんが飛び立って、もう一生会えないんじゃないかってぐらい思っちゃったんですけど。でも考えたら、このグループを辞めるだけで、福田さんとはいっぱいこれからも遊びたいなって思うし、もう福田さんは最高のアイドルだなって心の底から思いました! これからお互い、うら……恨み合えるような?(他メンバーから「こわーい!」「やめてよ!」) うらやまえるような? お互い幸せになれたらいいんじゃないかなって思った、そんなライブでした。ありがとうございました。田村芽実でした。」── 田村芽実

「今日はどうもありがとうございました。9人で念願のホールツアーをできたりとか、こうしてまた9人で日本武道館のステージに9人で立てたりとか、本当にうれしいことだなって思うし、たくさんの景色を見せてくださって本当にありがとうございます。そして、福田さん卒業おめでとうございます。私も2期メンバーなのでスマイレージのときから一緒にいるんですけども、ホントにいろんな思い出があって。お泊り会をしたりとか、一緒にディズニーランドに行ったりとか、あと、キャベツダイエットをしたんですよ、2人で。お互い、太っちゃったときがありまして、そのときキャベツダイエットしましたよね?(福田「したねー。ヘロヘロになったよね。」)ヘロヘロになったけど、でもその当時よりは結果が出たんじゃないかなと思うし、そんな数えきれないくらいの思い出があるんですけど、このライブもきっとそんな大切な思い出のひとつになったんじゃないかなって思います。これから福田さんは作詞家の道へ進みますが、私はこれからもその道を応援しています。なので、私たちの応援もよろしくお願いします。(福田「もちろんです!」)なので皆さん、これからも福田さんの応援、私たちアンジュルムの応援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。勝田里奈でした。」── 勝田里奈

「男性の皆さん、楽しかったですか? 女性の皆さん、楽しかったですか? 日本武道館、完全燃焼しましたか? いやぁー、素晴らしいですね、ホントに。はぁー(笑)。今日で9人での姿は最後になってしまって、これからは新しい9人で再スタートするんですけど、これからまろに、ステージ上でいじられなくなっちゃうと思うと、すごく悲しいです。(福田「あっそ!」)なんでよー!(笑)。(福田「いじられたかったんだってー。おでん、おでん…」 隣りにいた田村は竹内の頭の上に指3本を出す)ちがっ、そうじゃなくて! いじってくれる人は他にもたくさんいるんですけど、その中のひとりでも欠けちゃうと思うと悲しいなって思いますね。(福田「ふーん」)なんか言ってよ、ねえー!(福田「これからも客席からヤジを飛ばすね(笑)」)。やだー! でも、すごく寂しいなって思いますけど、サブリーダーにもなったので、これからはしっかりとアンジュルムを支えていけるように、私自身も頑張らないといけないなと、今日改めて思いました。そのためにはファンの皆さんの応援も必要なので、これからもしっかり私たちについてきてください。今日は本当にありがとうございました。竹内朱莉でした。── 竹内朱莉

「福田さんにはダンスを教えていただいたりとか、歌をどうやって歌っていいのかわからないときに、すごくささやき声で歌ってたりしていたときがあって。でも福田さんが…(こみ上げてくる涙に声を震わせる)…「もっと自信を持って歌っていいんだよ」って言ってくださったり、MCとかでもみんなが平等にしゃべられるように割り振ってくださったり、福田さんから教わったことがすごく多くて。私の半分は福田さんでできているようだなって。私もサブリーダーに選んでいただいたり、アンジュルムという名前を提案したら採用してもらったので、アンジュルムをもっとたくさんの人に知っていただいて、好きになってもらえるように頑張ります。応援よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。中西香菜でした。」── 中西香菜

「皆さん、今日はお忙しなか、本当にありがとうございます。私にとっていちばん最近の卒業式は中学校の卒業式だったんですけど、そのときお父さんとお母さんしか来なかったのに、今日はこんなにたくさんの方が、私のアイドルの卒業式を見に来てくださって、私は本当に幸せものだなって思いました。私は最初はテレビを見ていて、モーニング娘。さんに憧れてアイドルになりたいと思ったんですけど、今はアンジュルムというグループでアイドル人生を終えることができて、本当に本当に幸せだなって思いますし、何よりもアンジュルムのファンの皆さんが“大好き”だなって思いました(客席、静まり返る)。……ちょっと喜んでくださいよ(笑)。半分ウソだけど、最後なので“大好き”とか言ってみました(笑)。明日から私はアイドルとか、アンジュルムのメンバー、ハロー!プロジェクトのメンバーという肩書きは消えてしまうんですけど、新しい道でも精一杯頑張っていきたいと思いますし、アンジュルムのことは一番応援していたいなって思うけど、一番負けたくないライバルでもあるので、これからみんなに負けないように、そしてファンの皆さんには明るいニュースをたくさんお知らせできるような作詞家として頑張っていきたいと思います。今までアイドルの福田花音を応援してくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました。福田花音でした。」── 福田花音

「今日はありがとうございました。まず、この『百花繚乱』ツアーで、ずっとずっと夢だった4年ぶりのホールツアーができたり、ファイナルはこんなふうに武道館で花音ちゃんの卒業スペシャルをやらせていただいたり。花音ちゃんがいるうちにホールツアーができて本当によかったなって思います。心の底から幸せだなって思いますし、うれしいなと思いますね。花音ちゃんとは11年一緒にいるので、いろんな思い出がありますけど、4人のときにお仕事を脱走したり(笑)、けっこういろんな悪いことをしてきたよね。でも脱走するときもチキンだから途中で「やめる」とか言い出したり、そういう思い出がいっぱいあります。4人のとき、一緒に泊まったりしたときはベッドの取り合いでケンカしたりして、そんな幼いときからずっと一緒だったんだなってつくづく思うんですけど。6人でどん底になったときは、狭い楽屋の中でバトミントンをやったんですよ(笑)。ライブハウスのね。あとは窓を開けて、下にいるファンの人に聴こえるように「あーー!」って言ったり。それをやってたらマネージャーさんがガムテープで窓をビリビリって貼ったり(笑)。そういうのを全部全部、苦い思い出も全部甘い、いい思い出になったなと思います。花音ちゃんと一緒に過ごせて、私はよかったなと思います。一番、でも、まだまだ忘れられない、ちょっと恨んでいることは、(福田「なーにー?」)8年前に貸した、お気に入りの赤いボールペンがまだ返ってこないんですよー。猫ちゃんの! 猫ちゃんのやつ、覚えてる? 彩のお気に入りだったのに、返してくれないんだもん! 彩、ずっと恨んでるからね!(福田「おしゃれな猫の赤いペンだよね?」)そう! あれはずっと恨み続けるから(笑)。(福田「マネージャーさんにも赤いペン返してなかった!」)そんなこともありながらですが、今日は笑顔で送り出せて良かったなって思います。これからはカタチが変わって、また新しい9人で活動していきますけども、こうやってステキなファンの皆さんとメンバーと、あとはとっても優しくて温かいスタッフさん、みんなで作ってきた空間を私がずっと守っていきたいと思いますから、これからの活動も楽しみにしていただけたらいいなと思います。今日は本当にありがとうございました、和田彩花でした。」── 和田彩花

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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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