【ミサレポート】聖飢魔II、期間限定再集結 第一ツアー<全席死刑TOUR>完結

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聖飢魔IIの地球デビュー30周年記念・期間限定再集結の第一大黒ミサツアー<全席死刑TOUR>が11月8日、福岡サンパレスホテル&ホールにて千秋楽を迎えた。

◆聖飢魔II 画像

魔暦元年(西暦1999年)に解散した聖飢魔II。今回の期間限定再集結は、解散後に発表された楽曲も含め、これまでに発表された曲を「前期の曲」「後期の曲」に分け、ツアーを行なっている。つまり、活動前半の曲から選曲され行われた第一ツアー<全席死刑TOUR>と、後半から選曲され行われる第二ツアー<続・全席死刑TOUR>となるのである。ちなみに、この福岡ミサで発表された<地球デビュー30周年記念・期間限定再集結・大黒ミサ FINAL〜>日本武道館2DAYSは、両日とも違った構成で行われるという。

<全席死刑TOUR>はパワフルでテクニカル、他にはない世界観を持った聖飢魔IIのミサステージが展開された。「地獄の皇太子」「蝋人形の館」「FIRE AFTER FIRE」など、初期のミサから核となってきた曲たちが並ぶ中、「FROM HELL WITH LOVE」や「ROCK IN THE KINGDOM」など、後期の黒ミサではあまり演奏されていないレア曲も加えられていた。解散後に信者やファンになり、初めてミサに参加している人々はもちろん、古くからの信者たちも新鮮な感覚で聴けるミサであった。そのレア曲は、事前に魔人倶楽部Ⅲ(期間限定再集結時の期間限定の信者クラブ)の会員投票により選ばれていた曲たちだ。

演奏中の演出も、合間の構成員のトークにも構成員のサービス精神があふれ、そこには笑える要素もたっぷりとこめられている。会場中が、興奮と笑いの坩堝と化していった。以下、11月8日に福岡サンパレスホテル&ホールで執り行われた大黒ミサの模様をダイジェストにてお送りしたい。


ステージ前面には、地球デビュー30周年を表すロゴが映し出された紗幕(薄い幕)がかけられ、その奥に4悪魔のシルエットが浮かび上がる。聖飢魔II復活を請い願っていた25〜30年前からの信者から、この日初めて聖飢魔IIのミサに参拝する者までがひとつとなり、構成員の方々の名を口々に叫ぶ声で会場全体が揺れる。



紗幕が振り落とされると、ベースのゼノン石川和尚、ルーク篁参謀、ジェイル大橋代官の2名のギタリストがステージ前へ飛び出してくる。そして、「魔王凱旋」の演奏にのり、黒装束の従者が棺(ひつぎ)を引きながら登場。棺が激しく揺れ、白き煙の中よりデーモン閣下が、そのお姿を現したのである。


▲デーモン閣下


▲ライデン湯澤殿下


▲ゼノン石川和尚

「恐怖のレストラン」にて、分厚い肉の塊も突き通すような、するどいフォークを取り出したデーモン閣下。閣下はフォークをジェイル大橋代官のギターへと向け、弦を叩く。同曲でのルーク篁参謀とのギターソロバトル中、デーモン閣下よりフォークを受け取り、フォークを使ったスライド奏法でのソロを弾くジェイル大橋代官。そしてデーモン閣下はナイフも取り出した。




▲ジェイル大橋代官

ルーク篁参謀と、ジェイル大橋代官のソロバトルの最後には、参謀の足元に閣下がナイフとフォークを突き立てる。参謀は、そのナイフを手に取り、ギタリストには大切な左手の指と指の間に、何度もナイフを突き立てる危険な遊び!?をも行う。閣下や代官は、心配そうに、しかし笑いながらその様子を覗き込む。




▲ルーク篁参謀

そしていよいよミサは怒濤の後半戦へ。




風の音が聞こえ、ギターの低く怪しい音が響く。デーモン閣下が英語で「Deep inside the forest〜」と語り始めた。その言葉に続きゼノン和尚が「悪魔の森の奥深く〜」と日本語訳をつけてくれる。暗く怪しげな場内、閣下と和尚の絶妙なやりとりで客席が笑いに溢れる。「蝋人形の館」への導きの儀式である。



本編最後は「有害ロック」だ。ピンクの“有害アレイ”を振り回し、閣下は各構成員のところを回る。“有害アレイ”で打ち付けられたルーク参謀は小さく小さくなっていった。



地球デビュー30周年記念・期間限定再集結の第一大黒ミサツアー<全席死刑TOUR>の千秋楽本編は拍手喝采のうちに終了した。迎えたアンコールでも、その激しいパフォーマンスは止まらない。「1999 Secret Object」で閣下がステージを“ころげまわる”。





また、<全席死刑TOUR>のサポートキーボードを務めた石黒彰氏はステージ後、「非常に達成感があった」とツアーを終えられた感想を述べていた。


福岡ミサの翌々日となる11月10日はデーモン閣下の御発生日だ。構成員の発生日に一番近いミサ/イベントでは、ほぼ毎回お祝いの“サプライズ”が用意されるが、どのシーンでそのケーキが出てくるかは、当の本悪魔には完全シークレットだ。

数日前より構成員とスタッフが閣下のいない隙をみはからい、入念な打ち合わせを行なっていた。この日はなんと、アンコールも最後の最後、「FIRE AFTER FIRE」。歌もすべて終わり、閣下がモニター台に立ち、会場を最後に盛り上げるシーンだ。そこで、曲がいきなり「Happy birthday to you」に変わり、“100053”と数字のローソクが飾られたケーキが登場した。



閣下はケーキを口にするなどし、ひとしきり御発生日を皆で祝った後、ジェイル代官が再び「FIRE AFTER FIRE」のイントロを弾き始める。これに戸惑う閣下。「えっ、もう1回やるの?」と代官に質問。そんなことはなく、そのまま「FIRE AFTER FIRE」のエンディングへ。


閣下は、一度降りた台に再び上がり、最後に会場を大いに盛り上げ、<全席死刑TOUR>を終えられた。第二ツアー<続・全席死刑TOUR>は11月26日、埼玉県・川口リリア メインホールよりスタートしている。

撮影・文◎山田晋也

■第一大黒ミサツアー<全席死刑TOUR>
11月8日@福岡サンパレス&ホテル演奏曲目

01.魔王凱旋
02.地獄の皇太子 
03.ROCK IN THE KINGDOM  
04.BREAKDOWN INNOCENCE  
05.恐怖のレストラン  
06.THE OUTER MISSION  
07.LUNATIC PARTY
08.BAD AGAIN 〜美しき反逆〜   
09.FROM HELL WITH LOVE 
10.G.G.G.    
11.蝋人形の館
12.有害ロック 
【encore】
13.秘密の花園
14.1999 SECRET OBJECT
15.FIRE AFTER FIRE
※<全席死刑TOUR>ではもう1パターン、「G.G.G.」はなく「地獄への階段」が演奏された箇所もあった

■日本武道館2DAYS開催決定

■日時:D.C.18年2月19日(金)、2月20日(土)
■会場:日本武道館
※詳細は後日発表いたします。

■<聖飢魔II「続・全席死刑」TOUR>

2015年11月26日(木) 川口リリア メインホール
2015年12月02日(水) 新潟テルサ
2015年12月07日(月) 東京国際フォーラム ホールA
2015年12月12日(土) わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)
2015年12月19日(土) 仙台サンプラザホール
2015年12月26日(土) 福岡サンパレスホテル&ホール
2016年01月09日(土) 名古屋国際会議場センチュリーホール
2016年01月11日(月) 広島文化学園HBGホール
2016年01月20日(水) 大阪・オリックス劇場
2016年01月21日(木) 大阪・オリックス劇場
参拝券(チケット):¥8,500(指定・税込)
※未就学児童入場不可(ご入場されるお客様すべてに参拝券が必要) 

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