吉井和哉、「青春時代」のMVで本気のヘヴィメタ・パフォーマンス

12月9日にリリースされる吉井和哉のカヴァーアルバム第2弾『ヨジー・カズボーン～裏切リノ街～』より、「青春時代」のミュージックビデオが本日公開された。

◆「青春時代」MV映像
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「青春時代」は、吉井和哉の青春時代に影響を受けた楽曲が収められたこのアルバムのリードトラックである。1981年に大ヒットした森田公一とトップギャランの名曲をダークかつオルタナティブなメタルに染め上げたアレンジで注目されていたが、本日公開されたミュージックビデオでは、そのヘヴィメタル的世界観をヴィジュアルの面でも徹底的に突き詰めた、衝撃的な仕上がりとなった。

高々と盛り付けた長髪に黒のライダース＆ハイブーツという80年代正統派メタルコスチュームで身を固め、メタル愛好者のミュージシャン御用達のWARLOCKのベースを構える吉井和哉を中心に、先日の氣志團万博でも共演したばかりのROLLYがギター、ROLLYバンド等で活躍している小畑ポンプ氏がドラムとしてパフォーマンスを行っている。

ヴォーカル・ベースを担当する吉井和哉は、節々に80年代ヘヴィメタルのお約束ともいえる仕草（メロイック・サイン、ベースを顔の高さまで掲げ、ネックを正面に向ける、ガニ股になってベースを抱え上げる等）を織り込むという芸の細かさを見せながら鬼気迫る表情でパフォーマンスを見せるが、ROLLYは持ち前のスレンダーなスタイルを活かしたグラムロック的パフォーマンス、ポンプ氏はどっしりと構えた重量級メタルドラマーといった、三者三様の異なる「メタル」パフォーマンを繰り広げている。

吉井和哉がここまで本気のヘヴィ・メタルパフォーマンスを行ったのはティーンネイジャーの下積み時代以来であり、50歳を目前にして自らのルーツにより忠実になった“吉井和哉の本気の遊び心”が楽しめる今回のミュージックビデオはファンには必見だろう。


さらに、今回のミュージックビデオに登場するZippoライターとWARLOCKベースそれぞれの企画が行われることが決定、吉井和哉デザイン監修によるオリジナルZippoライターが発売されることになった。デザインは「Kazuya Yoshii Beginning & The End」「YOZZY KAZBORN」の2タイプで、それぞれゴールドとプラックを用意。合計4モデルがラインナップされている。本日より2016年1月12日まで、受注限定生産にて吉井和哉キュレーションサイトROVIN STREET（http://www.rovinstreet.com）にて予約受付となっている。

また、「青春時代」のミュージックビデオで吉井和哉が使用しているベース（WARLOCK）に吉井和哉直筆のサインを入れて12月8日（火）～12月14日（月）まで、タワーレコード渋谷店1Fに展示することが決定した。また、タワーレコード渋谷店、新宿店にてアルバム『ヨジー・カズボーン～裏切リノ街～』の購入者の中から抽選で1名の方にこのベースがプレゼントされるという大盤振る舞い企画も行われる。