オバマ米大統領、2015年一番のお気に入りはケンドリック・ラマー

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2月に開かれる第58回グラミー・アワーズで最多の11部門にノミネートされたケンドリック・ラマーは、オバマ米大統領も今年1番のお気に入りだったそうだ。

◆ケンドリック・ラマー画像

『People』誌のインタビューに応じたオバマ大統領は、2015年最も好きだった曲にラマーの最新作『To Pimp A Butterfly』に収録される「How Much A Dollar Cost」を挙げたという。大統領夫人はマーク・ロンソンとブルーノ・マーズの「Uptown Funk」と答えたそうだ。

「How Much A Dollar Cost」は、ホームレスに1ドル恵んでほしいとお願いされるが、どうせ酒かドラッグに使うのだろうと断ったら、実はそのホームレスは神で、天国に行けるかどうかのテストだったという内容。これは、ラマーが南アフリカに滞在中、ホームレスにたった1ドル手渡しただけで、“Thank you”ではなく“God Bless You”と言われたことにインスパイアされ誕生したそうだ。

『To Pimp A Butterfly』はグラミー賞の年間最優秀アルバム、最優秀ラップ・アルバムの候補に。「How Much A Dollar Cost」のノミネーションはなかったが、同アルバムの収録曲では「Alright」が年間最優秀楽曲、最優秀ラップ・パフォーマンス、最優秀ラップ・ソング、最優秀ミュージック・ビデオに、「These Walls」が最優秀ラップ/ソング・コラボレーションにノミネートされている。

ケンドリック・ラマーは、トニー・ヴィスコンティによると、デヴィッド・ボウイからも高く評価されているそうだ。



Ako Suzuki
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