モリッシー、不名誉な文学賞受賞に「不快な連中とは距離を置く」

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初めて執筆した小説『List Of The Lost』が、英国の書評専門誌『Literary Review』が主催する、“性描写が最悪なフィクション作品”へ贈られる<2015 Bad Sex in Fiction Award>を受賞したことに、モリッシーがコメントした。

◆モリッシー画像

Contactmusic.comによると、ウルグアイの新聞『El Observador』のインタビューで同アワードについて問われた彼は、こう答えたという。「僕には敵がいっぱいいる。みんな知っている通り、彼らの最大の狙いは相手や相手の功績を弾圧することだ。そういう連中とは距離を置くのがベストだ。人生には素晴らしいことがたくさんあるんだからね。ああいった不快でゾッとするものに足を引っ張られないようにしないと」

<2015 Bad Sex in Fiction Award>は、「現代小説の中の表現力が乏しく、通り一遍だったり冗長な性描写の一節に関心を集め、抑制しようとする」のが狙いで、性描写に限り、作品全体を批判するものではない。

これまでジョン・アップダイクやベン・オクリ、ノーマン・メイラー、ジョナサン・リデルら数多くの名作家が受賞している。

Ako Suzuki
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