アニメ『ワールドトリガー』第60話にPileゲスト出演。「ファンの方はたぶん心配されてると思いますけど(笑)」

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アニメ『ワールドトリガー』の第60話『陽太郎の冒険』(12月27日放送)に、主題歌『ドリームトリガー』を歌うPileの出演が発表された。

◆Pileのアフレコの様子 画像、『ドリームトリガー』ジャケット

『第66回NHK紅白歌合戦』にも声優ユニットμ'sの一員として初出場するなど2015年代活躍だった彼女がアニメで演じるのは、悲しい過去を持つ家出少女・ここあ。ひょんなことから、ボーダー玉狛支部に所属する“愛すべきお子ちゃま”林藤陽太郎(声・浦和めぐみ)と出会い、ともに心温まる成長物語を展開していく。なお、Pileが声の出演を果たすテレビアニメは『ラブライブ!』シリーズに続き、2作目となる。

ほかの声優と一緒にテレビアニメのアフレコ収録をするのは、今回が初めてだというPile。リアルタイムで掛け合いのテンポをつかんで実演していくことは、彼女にとって初挑戦の領域。しかも、ここあはセリフも多く、Pileが苦手だという叫び声をはじめ、喜怒哀楽さまざまな感情表現が要求される役。そのため、自宅でも練習に余念がなかったそう。

「近所迷惑にならないように、ある程度の音量でテレビを流して、自分の声をかき消しながら(笑)、たくさん練習しました。」

そんな血もにじむ努力の末に迎えたアフレコ本番。豊かな感情表現や柔軟なアドリブ対応で、スタッフ一同を驚かせたPileだったが、一方ではブレスの取り方など、テクニカルな部分で苦戦する一幕も…。しかし、陽太郎役の浦和めぐみが丁寧な直接指導で優しく手を差し伸べるなど、心温まる光景も繰り広げられた。

収録後、Pileは「大先輩に教えていただくことが初めてだったので、すごくうれしかったし、とても身になる一日でした!」と、興奮冷めやらぬ様子でコメント。苦労したシーンとして「前半ではほんわかしているここあが、後半で自分の心情を真面目に吐露するシーン」を挙げ、ファンに向けて「何度もやり直した“大事なシーン”なので、ぜひ注目していただきたいです」と呼びかけた。

もちろん、主題歌アーティストとしても、大いに刺激も受けたようで、「曲の中にもたくさん入っている『ワールドトリガー』用語を体感させていただいたことで、よりぐっと歌詞が身近になりました。次からはもっと楽しく歌えるんじゃないかなって思います!」と、笑顔をのぞかせた。


── アフレコを終えての感想をお願いします。

ここあ役に決まってから、すごく楽しみにしていました。その一方で、声優の仕事でこんなにしゃべったことがなかったので、『めっちゃセリフあるじゃん!』って…(笑)。収録では『これで大丈夫かな?』と思いながら、自分なりにいろいろ考えて、挑戦させていただきました。今回は、現場で浦和(めぐみ)さんにもいろいろ教えていただいて…とても身になる一日でした! 大先輩に教えていただくことが初めてだったので、すごくうれしかったし、『すごく温かい現場で、いいなぁ』って思いました。私は人見知りなのですけど、収録合間に皆さんが話しかけてくださったおかげで、わいわい楽しくやれて、緊張も吹っ飛んだんですよ。もし機会があれば、また声優として参加させていただきたいです!

── 事前に練習などはされたんですか?

『ラブライブ!』で演じた役との差別化を図るために、家でたくさん台本を読んで練習しました! 近所迷惑にならないように、ある程度の音量でテレビを流して、自分の声をかき消しながら(笑)。それがうまく形になっていればいいなって思います。私が『ワールドトリガー』に出演するということで、ファンの方はたぶん心配されてると思いますけど(笑)、少しでもスキルアップしているところを見せられたら、うれしいです。動きに合わせたちょっとしたアクションの声も、昔は恥ずかしくてできなかったけど、今回はちょっとだけ自然に、アドリブをきかせられたかなって。自分ではそう思ってます!。

── いちばん難しかったシーンは?

私は叫び声が苦手なんです(苦笑)。ちゃんと叫べるか心配で、家でも練習しました。ただ、あんまり何回もやると本当に近所迷惑になるので、小さめの声で2回くらいでしたけど(笑)。その成果が出ていたらいいなって思います。あと、前半ではほんわかしているここあが、後半で自分の心情を真面目に吐露するシーンでも苦戦したんですよ。何度もやり直した“大事なシーン”なので、ぜひ注目していただきたいです。

── 声優として参加したことで今後、主題歌『ドリームトリガー』の歌唱に変化はありそうですか?

『ドリームトリガー』には“A級感覚”や“ベイルアウト”など、『ワールドトリガー』用語がたくさん入っているんです。今回、声優としてそういった用語を体感させていただいたことで、よりぐっと歌詞が身近になりました。次からはもっと楽しく歌えるんじゃないかなって思います!

── Pileさんは『ワールドトリガー』の魅力をどこに感じていますか?

各キャラクターの役割がちゃんと分かれていて、男の子も女の子も対等に戦っているのが『ワールドトリガー』の面白いところだと思います。私が出演する回のお話はテレビアニメのオリジナルですけど、面白いやりとりがありつつも、後半にはぐっとくるものがあったりして…。小さいながらも頑張っている陽太郎くんがかわいいなって思いました。いつもはキッチンでクルクル回ってるだけ(笑)の陽太郎くんが頑張ってる姿を知ることができて、見方がすごく変わったので、これからは陽ちゃん押しでいきたいです! ちなみに、もし私がボーダー隊員になるとしたら、前線で戦うアタッカーになりたいです。


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