【冬だ一番MAX祭り！ その14】「銀河の誓い」が好きになれたのはみんなのおかげ

デビュー20周年を迎えるMAXが、12月23日に3枚組全45曲入りというボリュームのベスト盤『MAXIMUM PERFECT BEST』をリリースする。ということで、MAXの歴史を本人たちに思う存分語ってもらうこの企画『冬だ一番MAX祭り！』。今回は、これまたファン人気の高い「銀河の誓い」。

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（14）銀河の誓い：1999年8月25日 発売

── 次のリリースは「銀河の誓い」です。MAXの皆さん的にはこれまでのリリースの流れとまったく異なる曲調に、最初は抵抗感があったそうですね。

MINA：そうだそうだ、言ってた！

LINA：この曲が好きになれたのはファンのみんなのおかげなんです。

MINA：ライブで育った曲だよね。リリースするまではこんなになるとは思っていませんでした。

NANA：この時期はどんどん大人っぽくなっていこうと思っていたので、最初は曲の雰囲気が少し目指していた路線と違うなと思ったんです。でも、ファンのみんなに見せた時の反応がうわーっと来て、「あ、みんな好きなんだ！」って驚きました。

MINA：「これもあり!?」っていう感じ。

LINA：月日が経っていくうちにどんどん拡がっていったんですよ。

── 今では大人気定番曲になりました。

NANA：CMソングでもないし、ドラマの主題歌でもないし、だから歌番組を見て気に入ってもらえたんだと思います。

LINA：「銀河の誓い」よりも歌詞の「アクエリアス」という言葉に反応してた。

NANA：原曲が「AQUARIUS」（HIM／1995年11月22日発売）だからね。でもいざリリースという時にタイトルが「銀河の誓い」になっていたという（笑）。

MINA：「銀河の誓い」っていう響きが古風というか、日本語のタイトルが、これまでの「Grace of my heart」とか「Ride on time」「Love impact」という英語のタイトルの中に入ってくるとちょっと（笑）。

NANA：イントロのギターの感じも驚いたよね。

MINA：今までギターが“ウィンウィン”鳴ってる曲は無かったんですよね。

── 90年代はロック系アーティストが大ヒットしていた時代でもあります。

NANA：意外にその時代時代に歩み寄っている感じもありますよね。

── ミュージックビデオのテイストもここ最近のものとはガラッと変わって、宇宙船の中という面白いシチュエーションですね。


NANA：この時は衣装やヘアースタイルを自分たちのやりたいようにやらせてもらっていましたね。事務所のスタッフは何も……言えなかったのかな（笑）。

LINA：少しずつファッション的な面は任されるようになってきたのかもね。

MINA：頭に貼ってるテープは自転車に貼るようなリフレクターでしょ（笑）？

一同：笑

NANA：今見たらなんだろうって思うよね（笑）。どうしたの？ って。宇宙な感じを出したかったのかな？

LINA：カッパみたいだよね（笑）。しかも確か私この撮影中、シャンパンを飲んでた気がする。ちょっとお酒が入ってるくらいがこのノリに合うんじゃない？みたいな感じで。

NANA：自由だったよね（笑）。

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