H ZETTRIO、スタンディングツアー初日にPE’Zをカバー。「別人ですが」

先日、16年の活動の幕を閉じたPE’Zのヒイズミマサユ機（Pf＆Key）と同一人物では？と噂されるH ZETT Mとリズム隊からなるピアノトリオ H ZETTRIOが、12月22日 北海道・KRAPS HALLにて初のスタンディングツアー＜Dancing!!! TOUR＞の初日公演を行なった。

◆H ZETTRIO ライブ画像

今ツアーの見所は、生ピアノよりもキーボード、ベースはウッドベースからエレキベースに、ドラムにもエレキドラムが組み込まれるなどダンスミュージックに寄せたアプローチが多いことだ。この日はクリスマスが近いこともあり、H ZETT Mのピアノによる「星に願いを」からスタート。しっとりとした雰囲気から徐々にテンポが上がっていき、途中からは超高速のドラムンベース調アレンジに変化し、場内は笑いと熱狂に包まれた。

ライブは、最新アルバム『Beautiful Flight』を中心に全14曲が披露され、ラストナンバーはジャジー且つ自身のラップも交えた「Trio,Trio,Trio!!!」が飾った。アンコールでは、「別人ですがPE’Zというバンドが好きでしてカバーします」と笑いを誘い、PE’Zの代表曲「Hale no sola sita」を新たなアレンジでパフォーマンス。会場全体が笑って踊った2時間は、興奮と熱気に包まれたままその幕を閉じた。

なお、本ツアーの最終日である12月30日 東京・下北沢GARDEN公演（チケット完売）のニコ生独占生中継が決定。さらに3月には再びツアーを開催し、2月からは新曲を続々とリリースしていくことが発表されている。