【イベントレポート】ベイビーレイズJAPAN、来夏の終わりに主催フェス＜IDOROCK FES＞決定

ベイビーレイズJAPANが12月28日に東京ドームシティホールにてワンマンライブ＜ベイビーレイズJAPAN電撃の雷舞！2015～史上最"熱"！ちょっと遅めのクリスマス大作戦～＞を開催し、アンコール上で自身主催の音楽フェス＜IDOROCK FES＞を2016年に開催することを発表した。

◆ベイビーレイズJAPAN　画像


少し遅いクリスマス公演として行われた今回のライブでは2000人のチケットがソールドアウト。クリスマスカラーで彩られたステージでバックバンドを従え、ベビレメンバー5人が1月6日発売の新曲「走れ、走れ」をパフォーマンスした。さらにこの日は同曲からの新衣装を初披露。ベイビーレイズJAPANに改名して以降、彼女たちはアーティストビジュアルにはチェック模様を取りいれてきており、今回はアーガイルが生える衣装になっているとのことだ。



ライブは新曲以外にも最新シングル「Pretty Little Baby」、ライブのテッパン曲である「ベイビーレイズ」や「暦の上ではディセンバー」のほか、「冬の魔法」「クリスマスがライバル」など季節にぴったりの楽曲を交えてベビレならではの高い熱量で終始観客を翻弄。アンコールではメンバーがそれぞれ一年を振り返り、センターの林愛夏が想い極まって涙を見せる場面も。「本当は泣きたくなかった。でも本当に幸せです」とi一年で彼女たちが乗り越えてきたものを実感させるとともに、支えてくれたメンバーやスタッフ・関係者、そして虎ガーへの感謝を見せた。

ベビレはアンコールラストにニューシングル収録曲から「Dreamer」を初披露。さらにMCで＜IDOROCK FES＞の開催に加えバレンタインライブの開催、そしてダブルアンコールでは新曲「走れ、走れ」がフジテレビ系『奇跡体験！アンビリバボー』の新エンディングテーマに決定したことを発表し、「夜明けBrand New Days」まで全27曲を突っ走った。

ライブ前の囲み取材では記者陣に対し、今年1年を振り返って「たくさんライブをして、そして見に行った一年でした。対バンした方々や見に行った方々から吸収させていただいたものを自分たちのライブでも生かせました」（大矢梨華子）、「前進した一年だったかなって感じです。JAPANになってから色々なことが自主的になって、皆で切磋琢磨して基礎的なところから磨き上げました」（傳谷英里香）、「改名前は2年間突っ走ってましたが、改名してからはいろんなことを吸収することがメインでした。お互いに支え合ってこれたからこそ今がある。今後に向けて大事な一年になりました」（林愛夏）、「自分を見直す年になりましたね。自分が好きなのはダンスなんですけど、まずは得意なことを伸ばしました。まだまだ苦手なことはあるけど」（高見奈央）、「出会いがたくさんあった一年だったなって思います。アイドルの方からもバンドの方からもたくさん刺激がありました」（渡邊璃生）と語ったベビレの5人。来年開催のフェスについてはリーダーの傳谷が「イメージとしては夏の終わり、野外ですね」とその目標像を語った。

さらにフェスで共演したいアーティストについては9月のZepp DiverCity公演でメンバーのKubotyと共演したTOTALFATやベビレへ楽曲提供を行なったアーティスト陣、傳谷が「ライブを見て涙が出た」と熱く語るBLUE ENCOUNT、そして大物にはレーベル先輩のGLAYや、“JAPAN”繋がりのX JAPAN、そして“BABY”繋がりのBABYMETALなども候補に飛び出した。X JAPANの名前が出た時は傳谷がやや慌てながらも「尊敬すべき大先輩です。JAPAN先輩なので見習うところはしっかり見習って、自分たちでのライブでも見せられたら」とまとめ、またBABYMETALについては高見奈央が「どっちがより“BABY”か競ってみるとか？」と発想を早くも膨らませていた。

囲み取材の最後にはNHK紅白歌合戦の話題も。ベビレは同番組に紅組で出ることを目標の一つにしており、今年の出場は成らなかったものの、「紅白には絶対出たいです」と意志は固い。「来年はサッカーか野球の応援主題歌がやってみたいですね。そこから来年か再来年、紅白にはゴっと出られれば」と傳谷が語り囲み取材は終了となった。

ベイビーレイズJAPANは今後、年明け1月6日に11枚目のシングル「走れ、走れ」をリリース。リリース後には各地でのリリースイベントも予定されている。



◆ベイビーレイズJAPANオフィシャルサイト