KNOCK OUT MONKEY、ツアー初日に「The BONEZとやれるなんて縁起がいい」

KNOCK OUT MONKEYが1月14日、地元･神戸のチキンジョージ公演を皮切りに、全国ツアー＜TOUR 2016 “RAISE A FIST”＞をスタートさせた。同ツアーは1月6日にリリースされたばかりの最新ミニアルバム『RAISE A FIST』を引っさげて行われるものとなる。

◆KNOCK OUT MONKEY 画像

今回のツアーは各地にゲストを迎えての対バンとなっており、この形式はメジャーデビュー以降、初めて。その初日のゲストを飾ったのがKNOCK OUT MONKEYにとっての兄貴分The BONEZだ。ソールドアウトした会場はオープンからむせ返るような熱気が充満している。


「KNOCK OUT MONKEY、ツアー初日、The BONEZが飾らせてもらいます！　新年1発目のライブ、KNCOK OUT MONKEYありがとう！」──JESSE（Vo&G）

挨拶も早々に、轟音を炸裂させてフロアをロックしていくThe BONEZ。フロントマンとしての風格と威厳をまざまざと見せつけたJESSEは、「今日の日本の中心は、ここ”KOBE”だろー！　お前ら、とにかくかっこいいよ、馬鹿ヤロー！」と満員のオーディエンスを挑発し、フロアを一体にする白熱のパフォーマンスで駆け抜けた。



リスペクトする兄貴からのバトンをプレッシャーとともに受け取り、いよいよKNOCK OUT MONKEYの登場だ。この日のセットリストは、タイアップ曲「GOAL」やシングル曲「Paint it Out!!!!」などの代表曲はもちろん、『RAISE A FIST』収録曲を中心としたもの。序盤からアッパーナンバーを連発していく。

「ツアー初日！　やってきましたね神戸！　初日からThe BONEZとやれるなんて縁起がいいですね神戸ー！　ネガティヴがないこの場所に！　一緒に遊んで帰ってください！」──w-shun（Vo&G）

また、MCではThe BONEZのフロントマンJESSEとの出会いをw-shunが語った。「俺が初めてライブに行ったのが高校生の時。それがRIZEで、場所はここチキンジョージ。そこからJESSEさんと知り合って数年、今日ここで一緒に演ってる。夢、あるやん？」と集まった若いオーディエンスやバンドマンに、“続けることが夢に繋がる”というメッセージを伝えた。



ステージはヴァラエティに富んだ彼らの楽曲が起伏の激しい構成を描く。時に熱狂させ、時に聴かせ、時に合唱を巻き起こすなど、その場に集まったオーディエンスと最高にハッピーな時間を築き上げだ。

ライブの最後には「ごちそうさまでした！　ファイナルの堂島まで力付けて帰ってくるんで、また会いましょう！」と語ってステージを去ったメンバー。申年の幕開けを告げるツアー初日は大盛況のまま終了した。


同ツアーは3月27日の石川・金沢vanvan V4まではゲストを迎えた対バンツアーとなり、セミファイナルの4月15日の東京･赤坂BLITZおよび、ファイナルの4月17日の大阪･堂島リバーフォーラムはワンマンとして、全22公演の規模で行われる。

撮影◎渡邉 一生





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