【ライブレポート】ウォーク・ザ・ムーン、「レッツ・ダンス」カバーも

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1月15日~17日、ウォーク・ザ・ムーンの単独来日公演が開催された。

◆ウォーク・ザ・ムーン画像

<サマーソニック2015>での初来日時は日本デビュー前だったにも関わらず、出演発表時とサマソニ出演時の両タイミングでツイッターのトレンド入りを果たしたほど、ここ日本でも熱狂的なファンを持つ彼らだが、今回の初ジャパン・ツアーも、東京/横浜/大阪の全3公演で会場がジャンプとダンスの渦に包まれるほどの熱いライヴが繰り広げられた。今回は初日となった東京公演のライヴ・レポートをお届けする。

1980年代のキラキラしたフレーバーと、現代のポップ感覚をミックスしたキャッチーなバンド・サウンドで人気に。一昨年リリースしたシングル「シャット・アップ・アンド・ダンス」が、全米チャート9週連続でトップ5入りを果たし、世界的認知度も高まった米オハイオ州出身の4人組バンド、ウォーク・ザ・ムーン。昨年夏のサマーソニック以来であり、自身初となるジャパン・ツアーが敢行された。


ツアーの初日となった渋谷クラブクアトロには、彼らのマジカルでハッピーなサウンドのトリコになったオーディエンスが大集結。開演前から、会場には割れんばかりの歓声や拍手が響くなか、4人が颯爽とステージに登場。フロントマンであるニコラスは、ピンクとグリーンで染められたヘア・スタイルにシルバーのシャイニーなジャケットを羽織り、宇宙からやって来たロックスターのようなイメージ。他メンバーも、顔にフェイス・ペイントをするなど、音に負けないカラフルなルックスで、「トーキョー、ゲンキデスカ!?」というかけ声とともにショーはスタート。日本デビュー盤であるセカンド・アルバム『トーキング・イズ・ハード』に収録された「ディファレント・カラーズ」など、勢いのある楽曲を立て続けに披露。すると観客は、両手を上げてダンスしたり、大合唱するなど、冒頭からクライマックスか?と思わせるほどの一体感・熱狂をみせていた。その興奮に、メンバーも刺激された様子で、ニコラスは「ミンナ、サイコー!」と何度もシャウト。またベースのケヴィンや、ギターのイーライ、ドラムのショーンも、サマソニで観たステージ以上に力強くエキサイティングなグルーヴを奏でていた。


その後も、思わずヘッド・バンギングしてしまいたくなるほどのヘヴィーな楽曲や、80年代ディスコを連想させるダンス・チューンなど、さまざまな楽曲で会場を沸かせた彼ら。途中で「みんなで悲しみや怒りなどネガティブな感情をここに吐き出して、楽しもう」とニコラスが語っていたが、どの楽曲も日常のさまざまなことを忘れてしまわせるほどの、ハッピーなエネルギーが潜んでいる気がした。そのハッピーな空気が最高潮に達したのが、本編ラストに披露した「シャット・アップ・アンド・ダンス」である。観客全員が、サビを大合唱し、我を忘れてダンスしている姿は圧巻だった。

また、アンコールでは「僕たちの音楽の先生」という、デヴィッド・ボウイへの感謝と哀悼の思いをこめて、彼の83年発表のヒット曲「レッツ・ダンス」をカバー。バンドのカラフル・ポップの原点も垣間見ることのできた、90分に及ぶステージ。「ミンナ、キテクレテ、アリガトウ!」などニコラスは数々の日本語も披露し、全曲終了後には、ケヴィンは観客に向けてハート・マークを作り、日の丸とバンド・ロゴをあわせたフラッグを掲げるなど、日本のファンに対する熱い思い・感謝をアピールし、大喝采。言葉の壁を超えて、日本のファンと強い絆で結ばれていることを感じることができた。去り際に「早いうちに日本に絶対に戻ってくるから!」とニコラスが言っていたが、彼らのマジカルなサウンドを再び体感できる日は、そんなに遠くない気がする。


Live photo by Kazumichi Kokei
Live report by Takahisa Matsunaga


『トーキング・イズ・ハード』


SICP-4506 スペシャル・プライス2,200円+税
1.Different Colors / ディファレント・カラーズ
2.Sidekick / サイドキック
3.Shut Up and Dance / シャット・アップ・アンド・ダンス
4.Up 2 U / アップ・2・ユー
5.Avalanche / アバランチ
6.Portugal / ポルトガル
7.Down In The Dumps / ダウン・イン・ザ・ダンプス
8.Work This Body / ワーク・ディス・ボディ
9.Spend Your $$$ / スペンド・ユア・$$$
10.We Are the Kids / ウィー・アー・ザ・キッズ
11.Come Under the Covers / カム・アンダー・ザ・カヴァーズ
12.Aquaman / アクアマン
ボーナストラック
13.Boyfriend / ボーイフレンド
14.This Must Be the Place (Naïve Melody) (Live at Sirius XM) / ディス・マスト・ビー・ザ・プレイス (ナイーヴ・メロディー) (ライヴ・アット・シリウスXM)
15.Shut Up and Dance (Live at Sirius XM) / シャット・アップ・アンド・ダンス (ライヴ・アット・シリウスXM)

◆ウォーク・ザ・ムーン・オフィシャルサイト
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