【ライヴレポート】FEST VAINQUEUR、少年記、Purple Stone、関西V系3バンドが注目競演

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関西を拠点とするV系レーベル『CRIMZON』主催イベント<VISUAL GRAFFITI vol.4>が1月31日、umeda AKASOにて開催された。V系DJ浅井博章のナビゲートのもと第4回目となる今回はゲストにFEST VAINQUEURを迎え、少年記、Purple Stoneといった関西最注目3バンドによる競演が実現した。

◆<VISUAL GRAFFITI> 画像

この日のumeda AKASOには前回開催の動員を上回る超満員のオーディエンスが来場。フロアの期待が膨らむなか、オープニングアクトとして登場したのは、この日に本格始動を迎える-真天地開闢集団-ジグザグだ。独自の世界観溢れるパフォーマンスでイベントの先陣を切り、衝撃的な印象を残した。彼らの禊 (ライヴ)は関西を中心に話題を呼んでいるという評判にも大きく頷けるステージとなった。


いよいよ本編の幕を開けた3マンイベントは、Purple Stoneのロック感溢れるパフォーマンスで初っ端から会場が熱を帯びる。「踊れっ!」と煽るkeiya (Vo)の声を合図に、フロアが激しく揺れた。ライヴは「回転木馬」「BLAME」「甘酸っぱいマンゴー」とキラーチューンを連発。激しく煽り続けるバンドとフロアが一体となり、会場全体を紫に染めて終了した。


続いて登場したのは関西の雄FEST VAINQUEURだ。「会いたかったぞ大阪!!」というHAL (Vo)の掛け声と共に、冒頭から「奇跡の翼」「Heroine」「GLORIA ~栄光のキズナ~」とアグレッシヴなナンバーで畳みかけるなど、関西V系を牽引する彼らのエネルギーは力強い。会場の熱気をどんどんと高めながら、ラストナンバーの「現代的疑惑都市'DOUBT'!」まで圧倒的なパフォーマンスでテンションを上げ続けた。


イベントのトリを務めたのは少年記だ。幕が開くと、コウ(Vo)を包むようにした4人のフォーメーションが目の前に広がるなど、登場シーンから場内を一気に自身の世界に引き込んだ。オープニングナンバー「WEAKNESS_MY BLOOD」で会場全体を深紅に染めたステージは、「ライカランナ」「ガゼルバベル」「BANG ME」とさらに激しさを増していく。後半は「STARLIGHT SNOW」を皮切りに、まるでストーリーが展開していくようなパフォーマンスで魅了して、イベント本編が幕を閉じた。

イベントの最後にはDJ浅井博章の呼び掛けのもと、出演バンド全メンバーが改めてステージへ。2016年の関西V系シーンの躍進を予感させて大団円を迎えた。

■<VISUAL GRAFFITI vol.4>
2016年1月31日(日) @umeda AKASOセットリスト

【-真天地開闢集団-ジグザグ】※オープニングアクト
01.十六夜
02.愛シ貴女狂怪性
03.繋がりたい
04.悪霊退散
05.ぽんぽこたぬき合戦
【Purple Stone】
01.回転木馬
02.パラダイス・ダンス
03.どこか遠くへ
04.Hysteric Lady
05.BLAME
06.sakura.
07.アドレナリンBANG!
08.甘酸っぱいマンゴー
【FEST VAINQUEUR】※ゲスト
01.奇跡の翼
02.Heroine
03.GLORIA ~栄光のキズナ~
04.LIONHEART~lifetime wish~
05.GONG!!
06.Paranoia
07.ヴァレンシアとヴァージニア
08.RUSSIAN ROULETTE
09.現代的疑惑都市'DOUBT'!
【少年記】
01.WEAKNESS_MY BLOOD
02.ライカランナ
03.ガゼルバベル
04.BANG ME
05.STARLIGHT SNOW
06.窃盗
07.宵花火
08.ココロモンスター

◆少年記 オフィシャルサイト
◆FEST VAINQUEUR オフィシャルサイト
◆Purple Stone オフィシャルサイト
◆-真天地開闢集団-ジグザグ オフィシャルサイト
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