いい音爆音アワー vol.59 「めがねアーティスト特集」

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爆音アワー
いい音爆音アワー vol.59 「めがねアーティスト特集」
2015年10月14日(水)@風知空知
10月1日はメガネの日だそうです。1001って書くと、あーなるほど。
昔(1970年代くらいまで)はメガネをしているアーティストって少なかった。メガネって「ガリ勉」みたいでかっこ悪かったから。
大学に入ってロックバンドをやりたいと思って、軽音楽部に入部したら、黒縁メガネだったボクが先輩から最初に言われた言葉が「メガネでロックはできんぞ。コンタクト作ってこい!」でした。
今じゃ全然、かっこ悪いなんて感覚はなくなったけど、それでもめがねアーティストは少数派。コンタクトという選択肢もある中、敢えてメガネで活躍する彼らの想いは、その音楽をじっくり聴けばわかる!??
福岡智彦 (いい音研究所)

セットリスト

  • 東海林太郎「国境の町」
    昔はメガネと言えば丸い黒縁の、いわゆるロイド眼鏡。でも直立不動で歌う姿によく似合った。
  • Buddy Holly「Words Of Love」
    この人のおかげでメガネに抵抗感がなくなった人、多数。
  • Elton John「Candle In the Wind」
    ボクはこの人にロンドンのエアー・スタジオで遭遇したのに、デカいメガネもかけておらず、派手な衣装も着ていなかったので、まったく気づかなかった…。
  • Nana Mouskouri「Plaisir d'amour(愛の喜びは)」
    50年代から活躍している女性歌手でメガネはほんとに珍しい。
  • つじあやの「月が泣いてる」
    ウクレレとメガネがトレード・マークでした。
  • アンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」
    愛用は「Opticien Loyd CL-02」らしいですが、ダテ眼鏡だそうで。メガネはずすと美人なのになぜ。
  • くるり「How To Go」
    “くるり”が出てきた時はまだ、リード・ボーカルが黒縁メガネというのはほんとに珍しくて特徴的だったと思う。
  • ASIAN KUNG-FU GENERATION「君という花」
    “くるり”と同じくリード・ボーカル&ギター&ソングライターの後藤正文が黒縁メガネ。しかも同い年!
  • サンボマスター「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」
    ボーカル&ギター・山口隆も岸田、後藤と同じ1976年生まれ。京都(岸田)、静岡(後藤)、福島(山口)での同時多発音楽才能&メガネ!
  • GOING UNDER GROUND「グラフティー」
    自然体で作り歌っているだけ、と感じさせながら充分ポップ、なかなかできないことです。
  • XTC「Life Begins At the Hop」
    アメリカでは受けない、筋金入りの「ひねくれポップ」。そろそろなんかやってくださいよ~。
  • King Crimson「Neurotica」
    来日公演ではメガネを外していたロバート・フリップさん。まだまだがんばって。
  • The Buggles「Clean, Clean」
    「ラジオスターの悲劇」は音楽史に輝く名作だと思うけど、今回は別曲で~。
  • Thomas Dolby「The Key To Her Ferrari(フェラーリをブッ飛ばせ)」
    技術屋でもある彼はその容貌もなんとなく、マッド・サイエンティスト。
  • Steely Dan「Peg」
    ウォルター・ベッカーがメガネさん。それとは関係なく、この曲のギター・ソロは絶品。
  • 冨田ラボ「God Bless You! feat. 松任谷由実」
    メガネを外した顔が想像できない、その風貌は研究者。アイデアは無尽蔵。
  • キリンジ「風を撃て」
    冨田ラボの出世作。まさに海の上を吹き上がる風のような音楽だ。
  • 山弦「Song For James」
    メガネの小倉博和は左側。佐橋佳幸が右。見事な生ギター競演。どっちもすごい。
  • ユニコーン「大迷惑」
    奥田民生、若い頃はしてなかったけど、今はたいていメガネ。ひょっとして老眼ってこと?
  • ハナレグミ「Tシャツに口紅」
    今の日本の男性ボーカリストの中で、いちばんいい声してると思う。
  • Lisa Loeb「Probably」
    登場したときはもっと売れると思った。この曲なんかほんとかっこいいのに。
  • Elvis Costello「Pump It Up」
    メガネがすごく似合う人。この曲のMVで披露している足首が捻挫しそうな内股ステップは「コステロ・ウォーク」と言われてたらしい。
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