【イベントレポート】片平里菜、nanaコンテスト受賞者との生セッションで「初めてとは思えないくらい」

片平里菜が自身の2ndアルバム『最高の仕打ち』リリース日である2月3日に、都内某スタジオにてnana主催コンテスト受賞者とのスタジオ生セッションを行なった。

◆片平里菜　画像

このセッションの元となったのは、投稿型スマートフォンアプリ「nana」が2015年12月21日～2016年1月11日の期間で開催していた＜片平里菜『この涙を知らない』コピーコンテスト＞。片平里菜はニューアルバムにも収録されている「この涙を知らない」をnanaコミュニティ内に12月21日に弾き語り＆伴奏のみバージョンで録音投稿しており、コンテストには多数の応募が寄せられた。

今回コンテストで最優秀伴奏賞を受賞したNovaさんと最優秀ボーカル賞を受賞したナツキさんは、ともにレコーディングスタジオでのセッションは初めて。セッション当日は片平里菜と握手する形での挨拶からはじまり、3人で一気に「この涙を知らない」をセッション。収録後スタジオ内で録ったものを聴いてみるという初めて尽くしの体験イベントとなった。

今回のセッションについて、片平里菜は「（2人の）nanaの音源も聴かせてもらって、本当に丁寧で上手だなと思って、しかもプラスで自分なりにアレンジしていたりとか、上手い下手以上に心にひっかかるものがあるので選ばせてもらいました。実際セッションしてみて、初めてとは思えないくらい（笑）落ち着きがあって、安定感がありすぎて私がいっぱいボロがでちゃったくらい」と嬉しそうにコメントした。

また、Novaさんとナツキさんは「めちゃくちゃ緊張しました……！」とセッションを終えて（片平里菜との同時取材に）引き続き緊張しつつも、こちらも初共演に笑顔。「まだあんまり実感してないです。ほんと（片平さんの）声素敵」と語る最優秀ボーカル賞のナツキさんは高校2年生で片平里菜のメジャーデビュー前（＜閃光ライオット＞時）から彼女の歌を聴いていたという。そして最優秀伴奏賞のNovaさんは「夢みたいな感じでした。（片平さんが）すごくきれいな声だったんで、頭真っ白になっちゃった」と、社会人にして今回のnanaコンテストで初めて片平里菜の歌に触れたとのこと。好対照な受賞者2人がこうしてアーティスト本人とともにセッションできるという機会もnanaならではだろうか。

そして、最後は片平里菜と収録スタッフからのサプライズとして、この日一発録りした音源をCD-Rに収録。片平里菜のサインを入れたものが受賞者2人にプレゼントされ、まさに夢のようなひとときを形にしてイベントが締めくくられた。

●nana
音楽コミュニティアプリ「nana」はスマートフォンひとつで「カラオケ」「合唱」「バンドセッション」「音遊び」が出来るサービス。スマートフォンのマイク機能を使い、音声や演奏の録音・編集・共有までを3ステップで行えるのが特徴。2012年11月にリリース後、現在のユーザー数は160万人を超え、毎日4万曲以上が投稿されている。
http://nana-music.com/

「この涙を知らない」コピーコンテスト　受賞者音源
最優秀伴奏賞：http://hibari.nana-music.com/w/player/00fb7f3e/
最優秀ボーカル賞：http://hibari.nana-music.com/w/player/00f7767d/