先日BARKSでは、大人気スマートフォンゲーム「白猫プロジェクト」のイベント「茶熊学園」初の公式CDリリース記念として、コロプラ浅井Pによるスペシャルインタビューをお届けした(https://www.barks.jp/news/?id=1000123679)。今回は、同CD『校歌斉唱!私立茶熊学園/茶熊学園生徒一同と学長』に参加している声優陣の座談会を実施。ザック役の中島ヨシキ、ミラ役の下田屋有依、クライヴ役の三浦勝之、カモメ役の本多陽子という4名が、レコーディング秘話や、それぞれの“白猫観”を語るという、ファンにはたまらないトークをざっくばらんに繰り広げてくれた。

取材・文=山口哲生

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■全然校歌じゃないものを
■“校歌だ”って歌ってるところが「茶熊学園」らしい



──「茶熊学園」のテーマソングになっている「微力ながらGO!」は、ザック役の中島さんと、ミラ役の下田屋さん、あとはフラン役の小岩井ことりさんが代表して歌われているわけですけど、最初に曲を聴いてみた印象はいかがでしたか?

中島ヨシキ:先に校歌(「校歌斉唱!私立茶熊学園」)のほうを収録していたんですけど、そっちがわりとぶっとんでるというか……(笑)。

下田屋有依:確かに、確かに(笑)。

中島:あの曲の後だったので、なんか普通にいい曲が来ちゃったというか(笑)。ただ、全員ではなく3人だけで歌うということで、大丈夫かなと思ったところもあって。女性パートが2人になるから、ザックとしてはどの立ち位置にくるのかなと思っていたんですけど、レコーディングのときに、仮でいただいていたものよりもバージョンアップしたオケを聴いたら、ギターがすごい鳴ってたんですよ。あ、俺はここかと。

(一同笑)

──「茶熊学園」のザックはギターを弾いている設定ですからね。

中島:もうギュインギュイン言ってたから、“ザック、ギターがうまくなったなぁ”と思って。僕は弾いてないですけどね(笑)。ボーカルとしては、僕だけ男性でどうしても低音になるので、そこに徹してます。

──下田屋さんは、曲の印象はいかがでした?



下田屋:とにかく爽やかだなぁと思いました。歌詞がストーリー仕立てになっていて、主人公が人間関係で迷いながらもどんどん成長して、仲間を見つけていく姿に心から応援したくなる歌だなぁって思いました。あと、曲を作った方が、20曲ぐらい作った中から選んだとおっしゃっていたので、これはもう真剣に歌わなきゃなって。

──実際に歌ってみていかがでした?

下田屋:きっとメインなんだろうなぁと思っていたら、全然メインじゃなかったので、そこはちょっと寂しかったんですけど……(苦笑)。

三浦勝之:出たがるねぇ(笑)。

下田屋:いやいや、ミラ様は「茶熊学園」の実行委員長だから!(笑) でも、フランちゃんのかわいさと、ミラ様のデビルな感じと、ザックのかっこいい感じがあわさって、すごくいいバランスになったと思います。あと、セリフのところで「ミラ様っぽくお願いします」っていう要望があって、自分の意図しないところで「ミラ様っぽさ」が浸透していたのが嬉しかったです。

中島:逆に、歌に関してはキャラクターをあまり意識せずに、歌詞のストーリーを歌ってほしいっていう感じでしたね。

──なるほど。本多さんは「微力ながらGO!」を聴いたときはどんな印象でしたか?



本多陽子:「爽やか」っていうのもそうですし、今流れているCMで「君がいると、もっと楽しい」ってキャッチコピーもあるように、仲間と一緒に遊ぼうっていう『白猫』全体のコンセプトにもこの曲はリンクしているのかなと思いました。個人的には、自分の甘酸っぱい感情を思い出しながら、いい歌だなぁと思って。

下田屋:<桜舞い散る木の影>で何かあったんですか?

本多:こういう、ちょっと足を踏み出せない感覚みたいなものって、みんな持ってるじゃないですか。だから聴いてくれた人はすごく共感出来ると思うんですよね。

下田屋:確かに思春期はみんなこういう経験しますよね。

──三浦さんはいかがでしたか?



三浦勝之:聴いた瞬間にいい曲だなぁって。歌詞のストーリーも、次へどんどん繋げていこうっていう前向きになれるものだと思いましたし、サビも耳に残るし、いいなぁ……って。3人だけで歌うのはもったいないんじゃないかなぁ……って。

本多:ホントだよねぇ(笑)。

三浦:もし次回があれば是非!

──そして、「校歌斉唱!私立茶熊学園」は、曲調からしてまさに校歌になっているわけですが。

中島:歌詞だけは結構前からあったんですよ。

本多:「茶熊カフェ」に歌詞だけ掲示されていたんですけど、どんな曲なのかはわからなくて。

中島:まさかあの歌詞のままいかないだろうな……とは思ってたんですけどね(笑)。

三浦:後半にいたってはもう校歌ではないもんね(笑)。

中島:なんだったら最後はもう「茶熊学園」すら言ってないし。改めて『白猫』ってなんでもありなんだなって(笑)。

三浦:それでいて、ちゃんとゲームの世界観を踏襲しているんですよね。そういう全然校歌じゃないものを、“校歌だ”って歌っているところが本当に「茶熊学園」らしいなと思って。

本多:でも、こう改めて歌詞を見るとおかしいですよね(笑)。

中島:3番なんて「る」しか歌ってないもんね。レコーディングのときも、歌っていて「る」の数がわからなくなるんですよ。

(一同笑)

三浦:しかも場所によってちょっと増えたりするんだよね。

下田屋:そうそうそう!(笑) 難しかったぁ……。



──レコーディングはみなさんご一緒にされたんですか?

本多:いえ、別々だったので、私はみんなが歌っているところをずっとイメージしながら歌ってました。そうやって歌っていると、どんどん楽しくなってきて。メロディーは本当に“ザ・校歌”なんだけど、歌詞がすごくかわいいので、気づくとつい口ずさんじゃってますね(笑)。

下田屋:私は収録する順番が一番最後で、先にみなさんが録ったものを聴かせていただけたので、すごく歌いやすかったですね。いろんな人の声が聞こえてきて、それこそ雷に打たれた感じがしました(笑)。

三浦:僕としてはCDのレコーディング自体がはじめての経験だったんですよ。だからもう、譜面を追うのに精一杯なところもあって(苦笑)。やっぱりキャラらしく歌うっていうのがすごく難しいなって思いましたね。

中島:まぁ、最悪「るるる」って言っておけばなんとかなるよ(笑)。イベントのときでも歌詞が飛んだら「るるる」で歌えばなんとかなる!

下田屋:みんな「るるる」で歌い出しちゃって、客席がざわざわざわって(笑)。あと、曲中にゲームに出てくるセリフを話しているのがおもしろいですよね。

中島:でも、録っているときから予想はしていたんですけど、完成版を聴いてみたら、やっぱりヴィルフリートさん(CV:子安武人)が一番強いっていう(笑)。

本多:「うむ」はずるいよねぇ(笑)。

下田屋:さすが“帝王”だよね(笑)。

中島:8キャラもいるからすごく分厚いですよね。かっちゃん(三浦)や子安さんの力強い低音がありつつ、女性陣のかわいらしい声があって。

本多:イヤホンで聴くと、ちゃんと左右で分かれているので、どこで誰が歌っているのかを聴いたりするのも楽しいと思います。

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