いい音爆音アワー vol.63 ブライアン・イーノ特集

いい音爆音アワー vol.63 「ブライアン・イーノ特集」
2016年2月17日(水)@風知空知
ブライアン・イーノBrian Enoは不思議な人です。
1970年代の前半から今に至るまで、休むことなく、アーティストとしてたくさんのソロ・アルバムやコラボ・アルバムを発表し続け、プロデューサーあるいはソングライター、またミュージシャンとして様々なアーティストから引っ張りだこで、そのたびに面白く斬新な音楽だけでなく、売上もちゃんと作ってきました。つまり質と量の両立ができている奇特な音楽家なのですが、楽器が上手いわけではない、いろんな楽器をやるけれども、上手くない。しかも音楽理論を知りません。楽譜も読めない。耳と感性と発想だけが武器という人なんです。
それでこれだけのことをやってきたのですから、実に不思議、ほんとにすごい人です。
福岡智彦 (いい音研究所)
セットリスト
Dido「Grafton Street」
余韻が後を引く、美しく哀しいサウンド。
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3rd アルバム『Safe Trip Home』(2008年11月17日発売)収録
作詞・作曲:Dido Armstrong, Rollo Armstrong & Brian Eno/プロデュース:The Ark & Dido
/Strings Arrangement: David Campbell
“This song was started in Brian Enos’s studio”とクレジットしてある。
Dido:
1971年12月25日、ロンドン生まれ。
兄はエレクトロニカ・バンド”Faithless”のメンバーで、音楽プロデューサーのロロ・アームストロングRollo Armstrong
1999年5月、シングル「Here with Me」でデビュー。米ドラマ「ロズウェル – 星の恋人たち」の主題歌に採用される。
1999年6月、1st アルバム『No Angel』リリース。
2001年2月、『No Angel』と「Here with Me」が世界発売される。
アルバムは全英1位・全米4位、全世界でこれまでに2200万枚売り上げた。シングルは全英4位
2003年、2nd アルバム『Life for Rent』リリース。
2008年、3rd アルバム『Safe Trip Home』リリース。
2013年、4th アルバム『Girl Who Got Away』リリース。
続ブライアン・イーノ史:
2012年11月、アンビエント・アルバム『LUX』を発表。