マネージャーのブライアン・エプスタインがザ・ビートルズを売り込むのに使用した――ザ・ビートルズ初のレコードと考えられている――10インチのビニール盤が見つかり、オークションにかけられることになった。

◆ザ・ビートルズ画像

“聖杯”と評するこの貴重なアイテムは、1962年、ロンドンにあったレコード店HMVのパーソナル・レコーディング・デパートメントで作られ、「Till There Was You」と「Hello Little Girl」が収録されている。

10インチ78rpmのレコードにはエプスタインの手書きで、「Til There Was You Paul McCartney & The Beatles」、「Hullo Little Girl John Lennon & The Beatles」と、スペルに間違いありで綴られている。

エプスタインは、レコード契約を手に入れるためプロデューサーのジョージ・マーティンにこれを渡し、その後返却されたものを、ジェリー&ザ・ペースメイカーズのキーボードリスト、レス・マクワイアにプレゼントしたそうだ。マクワイアはこのことをすっかり忘れていたが、50年ぶりに屋根裏で発見したという。

オークションに出品するのはこれが初めて。紙に包まれ、保管されていた(放っておかれた)ため、状態もいいそうだ。オークションはOmega Auctionsが3月22日に開催。オンラインで落札できるため、世界中のコレクターが殺到するだろう。

予想落札価格は1万ポンド(約160万円)とのことだが、ザ・ビートルズ研究家のマーク・ルイソンは「ザ・ビートルズのレコードの中で最もレアで最も収集価値のあるもの」と、『レコード・コレクター・レア・レコード・プライス・ガイド』の編集者は“聖杯”と評しており、とんでもない価格がつく可能性は高い。

オークションの詳細はOmegaauctions.co.ukまで。


Ako Suzuki