【インタビュー後編】ベリーグッドマン、メジャーデビュー作が描き出した“感謝”と“旅立ち”

大阪出身の3人組ボーカルユニット、ベリーグッドマンが3月9日にメジャーデビューシングル「ありがとう～旅立ちの声～」をリリースした。リリースに先立ちBARKSでは彼らへのインタビュー前編を掲載したが、今回の後編ではさらにカップリング曲や通常盤収録のコラボバージョンについてもインタビュー。全国ツアーにむけ、メジャーデビューシングルに詰め込まれたベリーグッドマンの魅力に迫る。

◆ベリーグッドマン 画像

3月9日（サンキュー、ありがとうの日）という語呂の良い日を選んで送り出されるニューシングル「ありがとう～旅立ちの声～」は、卒業・結婚・新社会人など新生活に向けて訪れる旅立ちの時期にピッタリな1曲。ベリーグッドマンは本作をひっさげ、3月27日よりメジャー初の全国ツアーを開催する。

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■今回の阿佐ヶ谷姉妹 with 千葉県立幕張総合高校合唱団とのコラボのきっかけは？

Rover：大阪出身なのでもともと“お笑い”が大好きだったのですが、その中でYouTubeで見つけた“阿佐ヶ谷姉妹”お二人の歌声が今回のレコーディングで僕たちのイメージする歌声にピッタリだったので、今回のレコーディングへの参加をお願いさせてもらいました。この曲は世代を超えて届けていきたい曲だったのでお二人が参加してくれたことで、まさに広いジェネレーションでのコラボレーションとして楽曲を届けられることをとても嬉しく思っています。

MOCA：実は小学校の時に合唱団で歌っていたのですが、千葉県立幕張総合高校合唱団の皆さんのコーラスが本当に素晴らしく、レコーディングで歌声を聞きながら思わずウルっと来てしまいました。実力もさながら、皆さんの温かい歌声が加わることで僕たちも勇気と感動をもらいました。

▲「ありがとう～旅立ちの声～」初回盤

▲「ありがとう～旅立ちの声～」通常盤

■カップリング曲はアップチューンの「Mornin’」ですが、どのようにしてできたのですか？

MOCA：HiDEXがトラックを上げてきて聞いた時に、めっちゃ朝やな、通勤通学の時に聞いてもらいたいなと思ったところから制作がスタートしました。

HiDEX：3人の個性がしっかりと出るように構成なども考えながらトラックメイキングしました。

Rover：出来上がってからめっちゃライブチューンにもなるなと思ったので、今度の春ツアーではこの曲でがっつり上げていきたいし、ライブを通して育てていきたいと思ってます。

MOCA：そうですね。ライブではウィリボンスやクラップなどお客さんと一体型を作り出したいです。

■Sing Sing Singで収録した「コンパス」が今作でも2016Ver.として収録されていますが、前作と違う2016Ver.の魅力を教えてください。

MOCA：コンパスはインディーズ時代からずっと支えられていた曲、僕らを多くの人に知ってもらえたきっかけの曲なので、メジャー第一弾に収録することによって、またより多くの人に届けられるし、これから一生歌っていくという3人の決意の曲なので色々な思いを込めて収録しました。

Rover：インディーズデビュー前に作った楽曲なので、3人の声の成長を改めてレコーディングしたかったのと、3人のハーモニーを活かせられるように僕らのルーツのアコースティックな雰囲気でアコギとガットギターで作ったサウンドにしました。

HiDEX：今回も303 STUDIOでレコーディングしたのですが僕がアコギを弾いて、Roverがガットギターを弾きました。そういえばMOCAは？(笑)

MOCA：去年の秋の全国ツアーファイナルの次の日にレコーディングしたので声が枯れてました(苦笑)

■まもなく全国ツアーが始まりますが、意気込みをお聞かせください。

Rover：普段なかなか行けない、仙台、新潟は本当に未知の世界なので不安と期待が入り混じってます。

MOCA：とにかく楽しみです。そして今回はベリーグッドマン結成して3回目のツアーになるので、今までのやってきたことをぶっ壊しながら、新境地を見せられるようなライブにしたいです。そして3人仲良く最高のパフォーマンスを出したいです。

Rover：3人のハーモニーを活かしつつ今まで使用していない楽器を入れたり新たな挑戦したいです。ライブ以外でも楽しめる空間を作ろうとしているので楽しみにしていてください。

■最後にいつも応援してくれている皆さんに一言お願いします。

Rover：メジャーデビューをするということは、僕らの音楽人生を捧げるという覚悟だと思っているので、どんどん勉強して多くの人に音楽を届けられるようなアーティストになっていきたいと思っています。

MOCA：18歳から夢みたメジャーデビューなのですが、今できること、これからできることをしっかりと一つづつ一生懸命取り組んでいきます。

HiDEX：これからもずっと変わらず、より良い音楽を求めつつ、ライブでも感動を与えられるよう追求していければと思っています。

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◆【インタビュー前編】ベリーグッドマン、メジャーデビュー作が描き出した“感謝”と“旅立ち”
◆ベリーグッドマン オフィシャルサイト