“本能の男”三浦大知、新曲「Cry&Fight」コレオビデオ公開

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公開初日だけで凄まじい再生回数を記録し、注目度の高さを証明した三浦大知の新曲「Cry & Fight」のミュージックビデオ。3月30日のCDリリースに向け、今度は同作のコレオビデオ・バージョン「Cry & Fight -Dance Edit Video-」(「Cry & Fight」のChoreo Video盤に収録)が、3月18日正午より、Gyaoにて独占先行配信された。

これまでもクオリティの高いコレオビデオを数多く制作し、世間をアッと言わせてきた三浦大知だが、今回の作品も規格外のヤバさに興奮&驚愕必至だろう(http://gyao.yahoo.co.jp/player/00071/v10020/v1000000000000003217/)。

もともと「Cry & Fight」は、「思いっきり踊りたい」という自らの本能に突き動かされて作られた曲。それゆえミュージックビデオも「これまでで最もダンスに特化し、徹底的にダンスにこだわって」制作されている。

見どころは、国内外で活躍する総勢13名の男女ダンサー(SHOTA、PURI、Shingo Okamoto、YOSHIKI、s**t kingz[kazuki、NOPPO、oguri、shoji]、AUCHI、ERI、KANATA、Miu Ide、YUYU)が大知と共に繰り広げるフォーメーションダンス。ドラスティックに展開していく楽曲に合わせ、血流をイメージした赤の世界を、ダンサーたちが鼓動を思わせるように時に激しく、時に柔らかに舞い踊る。その姿には神々しいまでの迫力があり、キレッキレのダンスはもはや芸術レベル。衝撃的な完成度ゆえミュージックビデオは大きな反響を呼び、昨年公開されて話題を呼んだ「Unlock」のミュージックビデオを上回る速さで、現在も再生回数を伸ばし続けている。

それほど強烈なインパクトを与えるミュージックビデオのダンスシーンだけで構成されたのが今回公開された「Cry & Fight -Dance Edit Video-」だ。カメラは基本的に真正面からの定点映像なので、ダンサーの複雑なフォーションや振り付けがよくわかる作りになっており、特にダンスの心得のある人は必見だろう。

注目すべきは2分25秒辺りからのシーン。大知と男性ダンサーのみで踊っているところに女性ダンサーたちが登場し、やがてペアダンスへと移行、そして大知を含む総勢14名による一糸乱れぬダンスシーンへとなだれ込んでいく。今回のエディットでは、オリジナルのミュージックビデオでは確認できなかった女性ダンサーたちのフレームインする様子がばっちりわかる作りに。しかも、上記の一連の流れを捉える映像は定点なのに、画面からは次第に躍動感があふれだし、見ているこちらのテンションもグングン上昇していく。カメラの動きはないのに、感情は動きまくる。そんなエモーショナルなコレオビデオなのだ。

「Cry & Fight -Dance Edit Video-」公開の翌日、3月19日にはTBS「CDTV」への出演が決定。5月からは全国6公演を回るファンクラブライブツアーを開催する三浦大知。本能の男の2016年はここから動き出す。

文:猪又 孝(DO THE MONKEY)
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