デンマークを代表するロック・ギタリスト2人がタッグを組んだエレクトリック・ギターズの2ndアルバム『ストリング・フィーヴァー』が3月23日に日本初登場となる。

◆エレクトリック・ギターズ画像

スキンヘッドのミカ・ヴァンドボーグはLOVE SHOPやセッション・ギタリストとして活動を行いながら、TC ElectronicやT-Rex Effectsでエフェクターを製造する仕事に従事している人物だ。一方、さらさらのロングヘアーが似合うグッド・ルッキン・ガイのソレン・アンダーセンは、ギタリスト/プロデューサーとして最前線で活躍中で、ソロ活動を筆頭にグレン・ヒューズ、マルコ・メンドーザ、オリヴァー・ウィアーズ、D-A-D、デイヴ・ムステイン、ビリー・シーンらとプレイし、ARTILLERY、オリヴァー・ウィアーズ、マイク・トランプ等のプロデューサーとして知られる人物である。



2人は2013年にデビュー・アルバムを発表し国外を含む200以上のライヴとフェスに出演、そのピュアなロック・ギターが評判となった。このセカンド・アルバム『String Fever』では、ギター・オリエンテッドなロックとポップ性が盛り込まれ、ファンが望んでいたギター・ソロも増量、楽曲の完成度もよりレベル・アップを果たしている。ジミヘン風味アリ、ポップでダンサブルなテイストアリ…と、オーソドックスながらも自然に身体が動き出す音だ。オールド・ファッションで、バック・トゥ・ルーツで、ギターが目一杯詰まったオーセンティックなロック。彼等が情熱を傾けるのはこの音楽だ。

「バンドのヴァイブをさらに出すためにほぼライヴに近いレコーディング手法にした。そのままライヴに出演できる仕上がりさ」──ソレン。

「ソレンのディレクションでレコーディングをした。右スピーカーがソレン、左がオレさ。「She Wants My Guitar」にはダニッシュ・ポップ・シンガー、イーダ・コーが参加してくれたよ」──ミカ。

ミカ・ヴァンドボーグとソレン・アンダーセンの情熱が創り上げた『ストリング・フィーヴァー』に是非ともご注目を。


──日本初登場ですね。エレクトリック・ギターズの結成の経緯はどのようなものだったのですか?

ミカ・ヴァンドボーグ:1980年代にお互い別々のバンドで活動中に知り合い、ギターの話をよくしていた。時は流れて、気が付いたら一緒に活動していたね(笑)。プライベートでも仲がいいし、色々なレコーディングで助け合ってきた。最初はライヴだけでGUITAR EVENTというチームを作ったんだ。そこから2人でアルバムをリリースしないか?という話が持ち上がったんだ。

ソレン・アンダーセン:昔からいつか一緒に演ろうと言って20年が経過していた。そして今さ(笑)。とにかく一緒にロックをプレイしたかったというわけ。すでに3枚目に動き出しているよ。

──バンド名はどのようにして付けたのですか?

ミカ・ヴァンドボーグ:ベースのピーターがELECTRIC GUITARSはどう?と提案してきた。でも最初はしっくり来なかったからパスしていたんだ。でもいいアイディアが浮かんでこないし、Mika & Sorenとも考えていたけど却下(笑)。DEEP PURPLEのサポートをした時にみんなが「なぜバンド名がないの?ELECTRIC GUITARSがいいよ!」と言われて、考えた末にそれを使うことにしたんだ。今ではクールだと思っている。

ソレン・アンダーセン:ギター・プロジェクトだからそれらしい名前にしたかった。2人が歌うし2人がギターを弾くしね。


──デビュー・アルバムを発売したときのファンやメディアの反応はどうでしたか?

ミカ・ヴァンドボーグ:TVにも出演することができたから注目されたよ。エアプレイもされたし、デンマークでのツアーの反応も良かったから、2ndアルバムを早めに制作することにしたんだ。アメリカ、フランス、ドイツ、スウェーデンも廻ったけど、どこも予想以上のリアクションがあったから驚いたよ。次は日本だね。

──2nd『ストリング・フィーヴァー』はどんな作品になりましたか?

ミカ・ヴァンドボーグ:様々なスタイルから成り立つクラシック・ロック・アルバムだ。リリースすることができて光栄だよ。

ソレン・アンダーセン:素直に嬉しいよ。春から夏へとライヴが多くブッキングされているし、今も誘いの連絡を貰っているから感謝だね。ストレートなロック・ギター・アルバムで、ギミックはないしメイクなしだし、ヘアー・メタルでもない。曲と一音一音に耳を傾けて欲しいね。

──2人が影響を受けた音楽、バンド、ギタリストは何ですか?

ミカ・ヴァンドボーグ:9歳の時にジミ・ヘンドリックスを聴いて、両親に「一生ギターを弾いていきたい」と言ったそうだ。30年以上が経過したけど今もそうだよ。ブルースが好きでB.B.キング、マディ・ウォーターズ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、Sレイ・ヴォーンには影響された。ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ザ・ローリング・ストーンズが好きだけど、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやフーファイターズ、ライヴァル・サンズとかモダンなバンドも好きだよ。ロックからは勇気を貰えるよね。

ソレン・アンダーセン:俺はディープ・パープルから全てが始まった。特にリッチーだね。それからホワイトスネイク、AC/DC、KISS、エアロスミスとロック王道の道をまっしぐら(笑)。それから遡ってジミ・ヘンドリックスに夢中…まさに唯一無二な存在だと思うよ。


──プロデュースのポイントはありますか?

ソレン・アンダーセン:まずはザ・ビートルズを思い浮かべながら作業をする。大ファンだからね。それからギターをどうするかだ。そして楽曲、アレンジ、ヴォーカル、サウンドと考えていくよ。16歳のときに4チャンネルの録音機材を持ってから今に至るまで、基本的な考えは変わっていない。

──デンマークで注目していバンドはいますか?

ミカ・ヴァンドボーグ:GO GO BERLINはライヴもレコードもいいよ。日本でも人気があると思うけど、DIZZY MIZZ LIZZYの新しいアルバムはクールだね。THE BOY THAT GOT AWAYもいい線いっている。ソレン・アンダーセンのプロデュースだと思うよ。

ソレン・アンダーセン:GO GO BERLINは素晴しいよ。

──バンドのこれからの予定を教えて下さい。

ソレン・アンダーセン:アルバムが発売になったらツアーだね。それが落ち着いたら機材の組み立てかな。

ミカ・ヴァンドボーグ:次のアルバムの曲がかなり用意できているから、気が早いけど、次のアルバムも聴いて欲しいな。

──日本のロック・ファンにメッセージをお願いします。

ソレン・アンダーセン:バンドに注目してくれてありがとう!日本にはまだ行ったことがないけど、いつかその日が必ずくるから待っていてくれ。100%さ。


エレクトリック・ギターズ『ストリング・フィーヴァー』

2016年3月23日発売
BKMY-1014 2,222円(税抜価格)+ 税
※輸入盤日本仕様
01.String Fever
02.White Flag
03.Running Out Of Time
04.Girlfriend
05.Let It Rock
06.Day Off
07.She Wants My Guitar
08.Follow Your Heart
09.Finally Me
10.The Thinner The Eyebrow The Crazier The Woman
11.The Man From Outer Space
Produced by Electric Guitars

Line-up
・Soren Andersen [g / vo]
・Mika Vandborg [g / vo]
・Peter Kj0bsted [b]
・Morten Hellborn [ds]